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【奈良ウルトラ100km完走】VECTIV Forwardはウルトラマラソンの最適解のひとつだった

ウルトラマラソン

※こちらの記事は2026年6月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

2026年2月に発売されたTHE NORTH FACEのVECTIV Forward。

【奈良ウルトラマラソン】(以下、奈良ウルトラ)に向けて、20km程度のファーストインプレッション記事を公開した際、

「このシューズは本当にウルトラマラソン向きかもしれない」

という印象を持っていました。

そして今回、奈良ウルトラで実戦投入。

結果として無事完走することができました!

もちろん完走できた要因はトレーニングや補給、ペース配分など様々あります。

しかし100kmという長丁場を走り切る上で、VECTIV Forwardは大きな武器になったと感じています。

結論から言うと、VECTIV Forwardは奈良ウルトラマラソン100kmにおいて「最適解のひとつ」と感じました。

特に、

・終盤でも安定感が続いた
・ロッカー構造による推進力が活きた
・アップダウンの多いコースと相性が良かった

という3点が大きな武器になりましたね!

一方でヒールカップ周りや耐久性については今後も継続検証が必要です。

今回は実際に奈良ウルトラで使用した感想をまとめてみました!

▼目次
①なぜ奈良ウルトラの勝負シューズに選んだのか
②奈良ウルトラマラソン当日の使用条件
③実際に100km走って感じた良かった点
④実際に100km走って感じた気になる点
⑤他の人気ウルトラ向けシューズとの違い
⑥VECTIV Forwardはこんな人にオススメ
⑦まとめ

①なぜ奈良ウルトラの勝負シューズに選んだのか

主な理由は下記4つです!

(1)ウルトラマラソン用シューズ選びに悩んでいた
(2)安定感と推進力を両立していた
(3)トレイル由来の技術に期待していた
(4)ファーストインプレッション時点で高評価だった

このあたりに関しては、ファーストインプレッション記事にまとめています!

【THE NORTH FACE VECTIV Forwardレビュー】ウルトラマラソンの最適解か?20km実走で感じたリアルな評価
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奈良ウルトラマラソン当日の使用条件

レース概要

大会概要などまとめてみました!

項目内容
大会名第1回奈良ウルトラマラソン2026(100km)
結果完走(10時間38分58秒)
※目標:サブ10
シューズTHE NORTH FACE VECTIV Forward
使用目的勝負シューズとして実戦投入
レース前走行距離約46km
天候晴れ
気温スタート時:約15℃前後
日中:約25℃前後
コース特徴累積標高が大きい
アップダウンが連続する難コース
ランナー実績フルPB 2時間49分36秒
別府大分毎日マラソン2026
ウルトラ経験富士五湖120km完走
奈良ウルトラ初出場
給水戦略電解質入りフラスク2本を携帯しながら走行
補給戦略ジェル・塩分補給を定期的に実施
ザック使用あり
路面状況ほぼロード

そして、実践投入したVECTIV Forwardの自己評価はこちら!

求めた性能評価
安定感
クッション性
推進力
長時間の快適性
アップダウン適性
フルマラソンレース性能
(※今後検証予定)
耐久性評価継続中

ファーストインプレッション記事でもアップしていますが、VECTIV Forwardの一番の特徴とも言えるロッカー構造。

後半になるに連れて脚の疲労度が増してくるウルトラには好都合だったかもしれません。

当日の天候

天気予報では、7時台あたりから日差しが強くなり、気温もグングン上昇する予報でしたが、結果的には午前中から昼過ぎあたりまでは曇り空。

体感的にもそこまでの暑さを感じることなく、恵まれてコンディションでしたね!

補給戦略

容赦ないアップダウンと暑さ対策として、スタート直前まで最も神経を使ったのが、この補給戦略。

各地点にエイドはあるものの、アップダウンと発汗による脚攣りが起こると、相当タフなレースになることが予想されましたので、このような補給戦略で挑みました!

結果的には、大きなトラブルなく、そして完走後のリカバリーもスムーズに進み、完走から2日後にはトレーニングを再開しています。

カテゴリー商品名携帯数消費量残数役割
ジェルオレは摂取す10個9個1個メインエネルギー補給(40~60分に1個ペース)
ジェルアミノサウルス GEL Elite(カフェイン入り)2個2個0個後半のエネルギー補給・集中力維持
ジェルシンシュウエナジー3個1個2個予備用エネルギー
ゼリーアミノバイタル ONE2個+1個(エイド)3個3個後半のアミノ酸補給
水分ソフトフラスク500ml×2本1,000ml適宜補充プレシジョンPH1500入り電解質ドリンク
電解質OS-1ゼリー2個1個1個脱水対策
攣り対策コムレケアゼリー2個1個1個脚攣り対策
サプリメントカツサプ2袋2袋0袋持久力サポート
塩分補給梅干し純4包1包3包塩分補給

シューズ以外の装備

※シューズと一部ウェア以外はこちらの装備で奈良ウルトラに挑んだ

基本的にはシューズとTシャツ以外は、写真のようなトレランとほほ同じ装備で挑んでいます!

ザックの重さと擦れは多少ありましたが、フラスクでの定期的な水分&電化質補給のおかげで完走できたと言っても過言ではないので、結果的にはこの装備で挑んで正解でした。

しかし、更にタイムを短縮、レース中の肩こりや擦れなどを軽減するには、装備の軽量化は次回ウルトラマラソンの課題にしています。

詳細は装備はこちらにまとめています!

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実際に100km走って感じた良かった点

実際に奈良ウルトラで良かった点はこちら!

(1)終盤まで安定感が続いた
(2)ロッカー構造が終盤でも機能した
(3)クッション性が100kmでもちょうど良かった
(4)アップダウン区間との相性も良かった
(5)「走らされる」のではなく「自分で走れる」
(6)レース後の身体のダメージも軽減

(1)終盤まで安定感が続いた

地味なアップダウンが幾度となく続き、脚も削られていく奈良ウルトラ。

フォームが崩れてボロボロになることも想定していましたが、最後までフォームも崩れず接地も安定。

筋疲労もありましたが、初ウルトラとなった富士五湖ウルトラ120kmと比べても疲労時の安心感は非常に大きかったですね!

(2)ロッカー構造が終盤でも機能した

コロンコロンと前に進む形状が特徴的なVECTIV Forward。

実際に脚を入れてみると、よりロッカー構造が顕著であることが実感できますが、坂道のパワーウォークの際も脚を前へ運びやすく、後半の助けになっています!

(3)クッション性が100kmでもちょうど良かった

柔らかすぎず、沈み込みすぎない。

まだ脚が馴染んでいない購入直後は、ソールの硬さを反発の弱さを感じることもありました。

レース前に何度か走って馴染むに連れて、この【柔らかすぎず、沈み込みすぎない】適度なクッション性が、特にウルトラのような長時間走行との相性が抜群と実感できています!

(4)アップダウン区間との相性も良かった

奈良ウルトラはGPSの計測上、大小含めて51回もの坂道があります。

レースレポやSNSなどを見ると、指先の爪が変色してしまったなど投稿を見かけましたが、奈良ウルトラ特有のアップダウンでも安心感があったのは大きかったですね!

(5)「走らされる」のではなく「自分で走れる」

カーボン入りシューズやフルマラソン用のレーシングシューズでは高反発によって、「走らされる」感が強い点はメリットである一方、ウルトラ終盤のような脚が疲弊しきった状態ではむしろデメリットになります。

VECTIV Forwardはカーボンプレート入りシューズであるにも関わらず、ゴールまでしっかり「自分の脚で走っている」感覚が非常に強いシューズだと感じています!

(6)レース後の身体のダメージも軽減

レース後、筋肉痛はあったものの大きなトラブルは皆無でした!

爪    →変色は無し
足裏の痛み→特に目立つ痛みは無し
マメ   →無し
膝    →特に目立つ痛みは無し
股関節  →筋肉痛あり、特に左の恥骨筋は2日ほど筋肉痛あり
大腿四頭筋→2日ほどで解消

完走後は2日間、リカバリーに専念して3日後にトレーニング再開しています。

また、レースから1週間後に整体でメンテナンスも実施しています!

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④実際に100km走って感じた気になる点

一方で気になった点はこちら!

(1)ヒールカップ問題は完全には解消しなかった
(2)フルマラソンPB狙いとは少し方向性が違う
(3)耐久性は今後も継続観察

(1)ヒールカップ問題は完全には解消しなかった

私にとってこのヒルカップ問題が一番の悩みどころでした。

レース前の脚慣らしの際、ヒールカップが踝にあたって擦れてしまい、出血もしていたのです。

しばらく様子を見て、当たる箇所にガーゼとテーピングでダメージを軽減して迎えた当日。

幸い、保護したおかげもあり、大きなトラブルは無し。

ただ、トレーニングもしくはレースのたびにテーピングを施すのは面倒なので、ソックスを変えるか何かしらの対処が必要ですね。

(2)フルマラソンPB狙いとは少し方向性が違う

ある程度のスピード出力も期待できますが、

「フルマラソンの勝負レースシューズとして使うか?」と問われれば、

「サブ3.5ぐらいまでであれば使用したい」

というのが本音でしょうか。

このあたりは、今後エントリーを予定しているフルマラソンレースでも検証予定です!

(3)耐久性は今後も継続観察

画像は奈良ウルトラ後のソールの状況。

奈良ウルトラ完走を経ての走行距離は約150km。

ブラックでやや分かりづらいかもしれませんが、摩耗は見られ、奈良ウルトラ特有のアップダウンをいかにクリアしてきたかを物語っています。

今後300km、500kmレビューも追記予定です。

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⑤他の人気ウルトラ向けシューズとの違い

奈良ウルトラでも多数見かけた人気ウルトラ向けシューズとの違いもまとめてみました!

ウルトラマラソンを参戦するにあたって、最も多い質問のひとつでもあり、私自身も頭を悩ませる当日のレースシューズ選び。

実際に私も履いてきたシューズと比較してみました!

シューズクッション性安定性推進力ウルトラ適性個人的な印象
VECTIV Forward★★★★☆★★★★☆
★★★★★
★★★★★安定感と推進力のバランスが秀逸。
100kmも最後まで脚を前へ運びやすかった
ノヴァブラスト5★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★★☆柔らかく快適だが、100kmではシューズの重さがやや気になる可能性
クリフトン10★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★★☆脚保護性能は高いが、終盤の推進力は控えめ
EVO SL★★★★☆★★★☆☆★★★★★★★★★☆スピード性能は高いが、100kmではやや攻めた選択肢か

奈良ウルトラで使用したVECTIV Forwardはこちら!

ノヴァブラスト5との違い

奈良ウルトラでも着用者を多く見かけた人気モデル。

私自身も最後の最後までVECTIV Forwardとどちらかにするか悩んだ一足です。

高いクッション性が魅力ですが、100kmという長丁場ではVECTIV Forwardの方が軽量かつ接地時の安定感を感じました!

特に疲労が蓄積する70km以降は、柔らかさよりも安定感の恩恵を強く感じています。

ノヴァブラスト5も悪くはないのですが、重さによるもっさり感を感じてしまうので、今回はVECTIV Forwardをチョイスしました!

レビュー記事はこちら!

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クリフトン10との違い

クリフトン10は脚を守る性能に優れた一足。

一方でVECTIV Forwardはロッカー構造による前への転がり感があり、後半でもリズムを維持しやすい印象でした。

「完走重視」ならクリフトン10。

「完走+タイム重視、少しでも楽に前へ進みたい」ならVECTIV Forward。

というイメージでしょうか。

ちなみに初ウルトラとなった富士五湖ウルトラ120kmはこのクリフトン10で完走しています!

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EVO SLとの違い

EVO SLは非常に軽快でスピード感のあるシューズ。

私も特に中強度~レースペース走、峠走などで愛用しています!

ハーフ・フルマラソンやペース走との相性は抜群ですが、100kmという観点ではVECTIV Forwardの方が安心感が勝ったと思っています。

特に奈良ウルトラのようなアップダウンが連続するコースでは、VECTIV Forwardの安定性が活きたように感じます。

ノヴァブラスト5同様、レースシューズとして悩みに悩んだシューズでしたが、下り坂では逆にやや暴れてしまって大きく消耗する可能性を考慮し、VECTIV Forwardで挑みました!

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改めて、私なりの総括としてまとめてみました。

ランナータイプおすすめシューズ
初ウルトラ・完走重視VECTIV Forward
ノヴァブラスト5
クリフトン10
クッション重視NOVABLAST 5
フル〜ウルトラ兼用VECTIV Forward
スピード重視EVO SL

⑥VECTIV Forwardはこんな人にオススメ

ウルトラマラソンだけでなく、こんなランナーにオススメです!

▼オススメしたいランナー
・ウルトラマラソン挑戦者
・安定感重視
・ロング走中心
・サブ3〜サブ3.5ランナー

今回の奈良ウルトラ完走の要因のひとつとなったVECTIV Forward

今後はフルマラソンでも使用予定ですので、改めてレビュー予定です!

一方で、このようなランナーには不向きかもしれません。

あまりオススメしないランナー
・フルマラソンPB最優先
・超高反発が好み

個人差はあると思いますが、フルマラソンPBを最優先に考えた場合、タイムによってはVECTIV Forwardも候補のひとつになるかもしれません。

2025年の湘南国際マラソン優勝ランナーがVECTIV Forwardを履いていたことは有名ですが、市民ランナーでサブ3以上を求める場合、他のメーカーのレーシングシューズを履いた方が無難といえるでしょう。

そして、超高反発を好むランナーにとって、やや物足りないと思ってしまうクッション性。

これらは今後後継版としてリリースされた際に、更なるアップデートを期待したいですね!

⑦まとめ

奈良ウルトラ100kmを走った結果、

VECTIV Forwardは少なくとも「ウルトラマラソンの最適解候補のひとつ」と感じました。

もちろん万能なシューズではありません。

しかし、

・安定感
・ロッカー構造
・長時間走行との相性

は非常に高いレベルでまとまっています。

今後はフルマラソンや耐久性検証も含め、引き続き実戦投入していく予定です!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

▼VECTIV Forwardの詳細・在庫はこちら※更新時時点

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