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【500km実走】アディダス EVO SLレビュー|軽快に走れるのに、用途を選ばない傑作

レビュー

※こちらの記事は2024年12月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

アディダス EVO SLは発売直後から話題となり、「ノンカーボンシューズの最高傑作」と評されることもある人気モデルです。

私自身、これまで実際にナイキ「ペガサス」・「ズームフライ」・「ヴェイパーフライ」シリーズ、アシックス「NOVABLAST」・「MAGIC SPEED」シリーズ、HOKA「CLIFTON」シリーズなど数多くのランニングシューズを履いてきました。

その中でもEVO SLは、ジョグ、ロング走、ペース走、峠走、さらにはレース、富士登山競走まで1足でこなせる万能性が魅力です。

2026年にはペガサス42、NOVABLAST6、MAGIC SPEED 5、ズームフライ6、CLIFTON11、CLIFTON PROなど各メーカーから魅力的な新モデルが登場しています。

それでも、500km以上実走した現在も私の一軍ローテーションに残っているのがEVO SLです。

「最新モデルが続々登場する中で、EVO SLは今でも買う価値があるのか?」

この記事では、サブ3ランナーとして実際に500km近く走った経験をもとに、現在の人気モデルとの違いも含めて詳しくレビューします。

▼目次①【結論】ノンカーボンシューズの最高傑作、こんなランナーにおススメ②シューズスペック③実際に履いてみての感想④500km以上履いてみて⑤EVO SLと人気シューズを比較⑥まとめ|500km以上走って分かった、EVO SLが今でも一軍に残る理由

①【結論】ノンカーボンシューズの最高傑作、こんなランナーにおススメ

結論:ノンカーボンシューズの最高傑作、この一足でレースまで対応できる万能タイプ

項目評価
クッション★★★★★
反発★★★★★
安定性★★★★☆
耐久性★★★★☆
コスパ★★★★★
総合評価9.5/10

実際に履いて走ってみて高評価である理由がわかりました!

そして、最初に購入したホワイトがあまりに良く、すぐにブラックも2足購入し、計3足をローテーションで履いています!

・ノンカーボンにも関わらず、推進力と軽量化で3分台のスピードにも難なく対応
・ジョグペース4~6分台ペースでも気持ち良く走れる
・シンプルなデザイン性、豊富なカラーバリエーション

とおそらくサブ3あたり、ウルトラマラソンとしてのレーシングシューズとしても活躍できる性能を秘めています。

タイトルにもある通り、この一足があればジョグ、スピード練習、ロング走、そしてレース(サブ3付近)まで対応できる、しかもノンカーボンで足への負担も少ないため、初心者からシリアスランナーまでオールラウンドで対応できる万能シューズの決定版といえるでしょう。

お値段も19,800円と高騰化しているレーシングシューズに比べれば、まだ家計には少し優しいのでお小遣いが厳しいランナーにも頑張れば手が届きやすい価格帯と言えます!

②シューズスペック

このチャプターからは各スペックを細かく見ていきましょう。

<重さ>

まずは最も気になる【重さ】からです!参考までにナイキの【ズームフライ6】と比較しました。

【Adizero Evo SL】228.5g(28.0cm)▲40.8g
【ズームフライ6】 269.3g(28.5cm)

さらに人気シューズのひとつアシックスの【マジックスピード4】がメーカー発表で245g(27.0cm)と、【Adizero Evo SL】はノンカーボンによる軽量化もありますが、上位3メーカーの中でもトップクラスの軽さです!

<クッション性>

アディダス最高峰モデルの【Adizero Adios Pro Evo 1 】の姉妹版のため、こちらにもアディダスの最新テクノロジーが詰まった低密度高反発素材<Lightstrike Proクッショニング>をフルレングスで搭載。

触った感じ、キッチンや水回りの掃除で活躍してくれる【激落ちくん】を硬くした感じですが、足を入れてみると硬すぎず、柔らかすぎない硬さとクッション性が丁度よい塩梅で推進力をもらたすソールになっています!

ちなみに公式サイト情報では、

Adizero Evo SL 搭載の LIGHTSTRIKE PRO とは?
ランニングシューズでは、1 グラムの重量差が違いを生むもの。それこそが、以前のバージョンに比べてLIGHTSTRIKE PROミッドソールのさらなる軽量化を図った理由です。快適さと軽量性を追求したミッドソールは、しなやかなクッショニングによりエネルギーロスを軽減。トレーニング用モデルでは、このテクノロジーが、 レース間のアスリートのリカバリーにも貢献するようチューニングされています。
※アディダス公式サイト【Adizero Evo SL】ページより引用しました

と最後にリカバリーにも配慮されたということで、特に疲労との付き合い方に悩むアラフォー、アラフィフ世代のランナーにとっても嬉しい仕様となっています!

<アッパー>

最近のランニングシューズでは主流となりつつある通気性とシームレスデザインを兼ね備えた<エンジニアードメッシュ>を採用。

こちらはブラックのソックスを履いた後ですが、透けることなくシューズのデザインを惜しみなく引き出してくれる細かいメッシュ構造になっていますね!

春から秋にかけての暑いシーズンでのトレーニングやレース、そして長期戦ともなるウルトラマラソンでも足の蒸れや汗による擦れ、マメ防止になりそうです!

<アウトソール>

今回【Adizero Evo SL】に採用されている<CONTINENTALラバー>は、ドイツのタイヤメーカーであるコンチネンタルが開発した高性能なゴム素材で、アディダスのシューズには2009年から採用されているとのこと。

タイヤメーカーが開発した高性能ゴムとあって、ランニングとの相性も抜群で、

・高いグリップ力
・パーフォーマンス向上

この大きな二つの特徴を駆使したシューズで、これまで数々の世界新記録を塗り替えています!

気になるところとしては、雨天時のコンディション時のグリップ力、そして<Lightstrike Proクッショニング>との耐久性でしょうか。

<履き口>

アディダスのランニングシューズは今回が初購入ですので、同メーカーとの比較は難しいですが、軽量シューズに関わらず下記の感想を得られました。

・かかとのグリップ感は高め、走っていてもズレを感じにくい
・厚みもあるため、高いホールド感を維持してくれそう

と軽量かつレーシングシューズにありがちな履き口が薄いタイプと好みが分かれそうですが、この【Adizero Evo SL】は薄すぎず、厚すぎない丁度良いバランスといえるのではないでしょうか。

<サイズ感>

私はナイキ28.0~28.5cm、アシックス28.0cmのため、在庫の関係上、今回は28.0cmをセレクトしましたが、ちょうど良いサイズ感でした。

初めて足を通して歩いたり走ったりしてみると、前のめりになり、つま先がやや窮屈感を感じますので、ランナーによっては+0.5cmを、さらにウルトラマラソンのような長距離では足のむくみも懸念されるため、長距離で使用する際は通常サイズよりも+0.5cmでもOKかもしれません。

店頭での試着を一度おススメします!

<価格>

【Adizero Evo SL】:19,800円
【ズームフライ6】:18,700円~
【ペガサスプラス】:19,800円
【マジックスピード5】: 19,800円

と各メーカーのレーシングシューズ姉妹版と比較すると、同程度の価格帯となっております。

このあたりも各メーカーお互いが意識しているのが目に見えて感じ取れる数字ですね!

個人的に願わくば、これ以上、消耗品ともいえるデイリーシューズの値上げはこのあたりで落ち着いてほしいと思う今日この頃です。。。

③実際に履いてみての感想は?

初めてEVO SLを履いて走った時間帯は午前中、快晴7℃、風速4~6mの向かい風のコンディションでした。

▼ファーストインプレッション

  • プレート入りほどの前傾姿勢にはならないが、足が転がるような感覚
  • 丁度良いクッション性が心地よく、前足部のクッション性が大きく感じられる
  • とにかく軽い!
  • シンプルかつ大胆なデザインがカッコよい!

ラップはこんな感じで前半からビルドアップしてスピードに乗ってみました!

▼10km走ってみて

  • カーボン入りと思わせてくれる軽快な足さばきと適度なクッション性
  • 柔らかすぎず硬すぎない絶妙なバランス
  • ジョグでも使えるが、特にスピードが乗るとよりクッション性と反発を感じやすい
  • 前日30km走をしたにも関わらず、もっと走ってみたくなる楽しさと疲労感の少なさ
  • アップダウンのある勾配や坂道などでも活躍してくれそう
  • やっぱり軽さは正義!

まるでカーボンシューズのような反発性と軽快な足捌き、さらにスピードが上がるに連れてより感じやすいクッション性に虜になってしまいました!

そして、カーボンシューズはふくらはぎなどへのダメージも大きい傾向がありますが、ノンカーボンのEVO SLはラン後の疲労感も少ないのが特徴でしょうか。

次からはシチュエーション別にレビューしていきます。

<シチュエーション1>10kmビルドアップ走(2024年12月)

10kmビルドアップランで履いてみました。

スピードに乗れば乗るほどポンポン跳ねてくれるので、3:53/kmまで上げることができました!

<シチュエーション2>15kmペース走(2025年2月)

15km、想定ペース4:15/kmのペース走で着用。

最大3:48/kmのスピードまで出力できました!

<シチュエーション3>青梅マラソン30km(2025年2月、2026年2月)

東京マラソン2025の試走兼ねて、青梅マラソンで履いてレースに挑んでみました!

青梅マラソンはアップダウンの多い峠走が特徴のコースですが、平坦なロードはもちろんのこと、特に下り坂では反発性もあって、気持ち良く完走。

この2週間後の東京マラソン2025では、当時のPB更新に成功しています。

【サブ3挑戦記|東京2025編】EVO SLで青梅マラソン初挑戦!
Adizero EVO SLレビュー&東京マラソン2025最終調整|アップダウン多めの青梅マラソンでノンカーボンシューズを試してみたその結果は!?
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「人生最高のフルマラソン」──東京マラソン2025で2大会連続サブ3&サブ55を達成。暑さと苦しみを乗り越え、自己ベスト更新となったベストレースの全記録を公開!

さらに、2026年も別大前の試走として2大会連続でEVO SLで参戦。

タイムは2025年大会より遅いですが、勝負レース2週間前の調整シューズとしても◎でしたね!

【サブエガ挑戦記|静岡2026編】別大から2週間後、EVO SLで青梅マラソン出場
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<シチュエーション4>30kmペース走(2025年11月)

大田原マラソン2025の試走兼ねて、サブ3ペースでの30km練習会でも履いてみました!

最速ラップ3:49/kmまで出力できているので、サブ3もしくはサブエガレベルであればカーボンプレート入りシューズにも匹敵するスペックを持っていると感じています。

【サブエガ挑戦記|大田原2025編】本番に向けて30km練習会に参加!
2025年ラストレースとなる大田原マラソン2025まであと3週間。レース前の試走、本番を想定したシミュレーションとして30km練習会に参加した模様をレポートします。

<シチュエーション5>秦野駅⇔ヤビツ峠走往復26.5km(2026年5月)

【峠走の聖地】ことヤビツ峠走で履いてみました!

こちらも青梅マラソン同様、下りの時こそ一歩一歩のストライドが大きくなり、走っていて本当に気持ち良くなるシューズだと改めて実感しています!

ヤビツ峠ラン完全ガイド|秦野駅発ピストン+サウナで午前中完結【EVO SL実走レビュー】
秦野駅発のヤビツ峠ピストン走を実走レビュー。往復タイムの目安やレベル別ペース、補給・装備を解説。さらにサウナで回復まで完結する“午前中トレーニングプラン”を紹介します。ウルトラ・トレラン対策にも最適。

<シチュエーション6>富士登山競走5合目コース15.2km(2026年7月)

2026年7月には、富士登山競走五合目コースでもEVO SLを着用しました。

これまでEVO SLでは、ジョグ、ペース走、ビルドアップ走、30km走、峠走などロード中心のトレーニングで使用してきましたが、今回は標高差のあるヒルクライムレースという、これまでとは異なるシチュエーションで実走。

富士登山競走五合目コースは、富士吉田市役所から富士山五合目までを駆け上がる登坂レースです。

ロード主体とはいえ、後半に向かうにつれて勾配が厳しくなるため、シューズの軽さや登坂時の足さばきが重要になります。

実際にEVO SLで走ってみると、

・軽量なので登りで足を持ち上げやすい
・ノンカーボンながら反発があり、リズムを維持しやすい
・前足部のクッション性があり、硬い路面でも脚への負担を感じにくい
・ロード区間ではスピードを上げやすい
・トレイル登り区間でも軽快に脚が動いた

というメリットを感じました。

特に印象的だったのが、「登坂専用シューズ」というより、ロードのスピードと登坂性能を1足で両立できること。

富士登山競走のようなヒルクライムレースでは、カーボンプレート搭載シューズを選択するランナーも多いと思います。

一方でEVO SLはノンカーボン。

それでも軽量なボディとLIGHTSTRIKE PROの反発性によって、登りでリズムを崩すことなく走ることができました。

そして今回の富士登山競走五合目コースを走ったことで、

「EVO SLは平坦なロードだけでなく、アップダウンのあるコースでも使いやすい」

という印象がさらに強くなりました。

実際、富士登山競走五合目コースでは目標としていた走りができ、山頂コースへの出場権も獲得。

EVO SLの軽快性と登坂適性を実戦で確認できたレースになりました。

もちろん、トレイルや岩場を走るためのシューズではないため、あくまでロード主体のヒルクライムレースや峠走での使用をおすすめします。

私の場合は、

平坦なロード → ペース走・レース

アップダウンのあるロード → 峠走・富士登山競走

というように、EVO SLの活躍する場面がさらに広がりました。

【2026年版】富士登山競走五合目レースレポ|EVO SLで山頂コース出場権を獲得!初参加で感じた攻略ポイント
富士登山競走五合目コースに初挑戦し、EVO SLで山頂コース出場権を獲得!試走から約20分短縮できた理由や補給・暑さ対策・シューズ選び、初参加ランナー向けの攻略ポイントを実体験をもとに詳しく紹介します。

<シチュエーション7> 5kmスピードレース(2026年9月)

ADIDAS主催のスピードレース「ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGE」へEVO SLで参戦。

目標の17分台達成のレポートはこちら!

【ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGE】EVO SLで17分台!夏の「ジョグ強化」でスピード持久力を検証
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④500km近く履いてみて

EVO SLを購入してから約500km走行しました。

ジョグ、ロング走、ペース走、ビルドアップ走、30km走、峠走など様々なシーンで使用してきましたが、結論から言うと現在も主力シューズとして活躍しています。

クッション性はまだ十分残っている

500km近く走行すると、一般的なランニングシューズではクッション性の低下を感じ始めることがあります。

しかしEVO SLは、ミッドソールに採用されているLightstrike Proの恩恵もあり、着地時の柔らかさと反発感が現在も大きく損なわれていません。

新品時と比較すると多少マイルドになった印象はありますが、ジョグからペース走まで快適にこなせるレベルを維持しています。

推進力は今でも魅力

EVO SL最大の魅力は、カーボンプレートが入っていないにもかかわらず自然と前へ転がるような推進力です。

500km近く走った現在でも、その軽快な走り心地は健在です。

特に中強度ペースからマラソンペース付近までの巡航性能は非常に高く、ついついペースが上がってしまうこともありますね!

ジョグ専用シューズでは物足りず、かといってカーボンシューズほど攻撃的ではない絶妙なバランスを感じています。

アウトソールの耐久性も良好

私の場合は平均月250~300km前後走るため、シューズの摩耗具合も気になるポイントです。

500km近く使用した現在、踵や前足部に摩耗は見られるものの、グリップ性能の低下は大きく感じていません。

耐久性についても十分優秀な部類だと思います。

現在も一軍ローテーション入り

ランニングシューズは次々と新作が登場しますが、EVO SLは今でもローテーションの中心に残っています。

現在所有しているペガサス42&41、ズームフライ6、ノヴァブラスト5、クリフトン10、マジックスピード5などと比較しても出番は非常に多く、

・スピード練習時(閾値走、インターバル走、ペース走)
・勝負レース前の試走レース(30km走やハーフマラソン大会)
・ウルトラマラソンを見据えたロングもしくは時間走

とスピードに乗って気持ち良く走りたい時には必ずと言っていいほどEVO SLを履いていますね!

最近は峠走などアップダウンの大きいコースとの相性の良さにも気づき、峠走トレーニングの時にも重宝しそうです。

500km走った今だから言える結論

EVO SLは単なる話題の新作シューズではありませんでした。

500km近く走った現在でも性能低下は小さく、ジョグ・ロング走・ペース走まで幅広く対応できる万能性を維持。

もし1足だけ選ぶなら何を履くかと聞かれたら、現時点ではEVO SLが最有力候補です。

それほど完成度の高いノンカーボンシューズだと感じています。

※新品のソール
※75km走行後
※200km走行後。左足の摩耗が顕著になってきました
※300km走行後。摩耗が目立ってきているものの絶妙なクッション性は変わらず
※500km走行後。パッと見ての摩耗は激しく見られるが、走っていてグリップ性能の低下は大きく感じず

⑤EVO SLと現行人気シューズを比較

ここでは、私自身が実際に履いてきたシューズや、現在も人気の高い現行モデルとEVO SLを比較してみます。

EVO SLは「ジョグ専用」「スピード練習専用」と用途を限定するタイプではなく、ジョグからロング走、ペース走、峠走、さらにはレースまで幅広く対応できるのが大きな特徴です。

一方で、ペガサス42、NOVABLAST6、ズームフライ6、MAGIC SPEED5、CLIFTON11は、それぞれ得意分野が少しずつ異なります。

EVO SLと現行人気シューズの比較

シューズクッション反発安定性軽快感得意な用途推奨ランナー
EVO SL◎◎○◎ジョグ・ペース走・ロング走・レース1足で幅広く使いたい
ペガサス42○○◎○ジョグ・デイリートレーニング安定感を重視したい
NOVABLAST6◎◎○〜◎◎ジョグ・ロング走・ペース走弾むクッションが好き
ズームフライ6◎◎○○ペース走・レース・スピード練習カーボンの推進力が欲しい
MAGIC SPEED5○○○◎ペース走・インターバル・レーススピード練習を重視したい
CLIFTON 11◎○◎○ジョグ・LSD・ロング走クッション性と安定感を重視したい
CLIFTON PRO◎○○〜◎◎ジョグ・ペース走・ロング走クッションとスピードを両立したい
※評価は私自身の実走経験および各モデルの特徴をもとにした主観です。足型や走力によって感じ方は異なります。

※評価は私自身の実走経験および各モデルの特徴をもとにした主観です。足型や走力によって感じ方は異なります。

ペガサス42との違い

ペガサス42は、EVO SLよりも「普段のジョグを安定してこなす」という方向性が強いシューズです。

ペガサス42はReactXフォームとフルレングスのAir Zoomを搭載し、安定感のあるデイリートレーナーとして使いやすい一方、EVO SLはより軽快で、ペースを上げたときの推進力を感じやすいのが特徴です。

実際に私が履き比べても、

安定感・安心感ならペガサス42、

軽快感・スピードを楽しむならEVO SL

という印象です。

ジョグ中心ならペガサス42、ジョグからペース走まで1足で幅広く使いたいならEVO SLをおすすめします。

→ ペガサス42レビューはこちら

【ナイキ ペガサス42 レビュー】前作1,000km履いたランナーが語るリアルな違い
【ペガサス42レビュー】発売日に購入し111km実走。ペガサス41を2足・約1,000km履いたランナーが、42との違い、実走レビュー、100km使用後の耐久性や評価を本音で解説。41との比較やおすすめランナーも紹介します。

NOVABLAST6との違い

NOVABLAST6は、EVO SLと比較するとかなり興味深い存在です。

NOVABLASTシリーズは、弾むようなクッション性と反発感を楽しみながら、ジョグからロング走まで幅広く使えるのが魅力。

最新のNOVABLAST6では、さらに軽量化され、反発性と推進力が高められています。

一方、EVO SLはNOVABLAST6よりも「スピードを出したときの軽快感」に魅力があります。

私の感覚では、

クッションを楽しみながら気持ちよく走るならNOVABLAST6

スピードに乗って軽快に走るならEVO SL

という使い分けがおすすめです。

ジョグやロング走を中心に、足への優しさと弾む感覚を重視するならNOVABLAST6。

ジョグだけでなくペース走やレースまで1足で対応したいならEVO SL。

この2足は用途が近いようで、実際には少しキャラクターが異なります。

→ NOVABLAST6レビューはこちら

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ズームフライ6との違い

ズームフライ6は、EVO SLと同じく「トレーニングからレースまで幅広く使える」シューズですが、最大の違いはカーボンプレートの有無です。

ズームフライ6はZoomXフォームとフルレングスのカーボンファイバー製Flyplateを搭載。

そのため、スピードを出したときの推進力やレースでの効率を重視するならズームフライ6が有利です。

一方、EVO SLはノンカーボン。

カーボンシューズほど強制的に前へ進ませる感覚がないため、自分の脚で走っている感覚を残しながら、軽快な走りを楽しめます。

私なら、

レースやスピード練習で推進力を重視するならズームフライ6、

普段のトレーニングからレースまで幅広く使いたいならEVO SL

という使い分けをします。

→ ズームフライ6レビューはこちら

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MAGIC SPEED5との違い

MAGIC SPEED5もEVO SLと比較しやすい1足です。

MAGIC SPEED5はカーボンプレートを搭載し、反発性と操作性を重視したスピードトレーニング・レース向けのモデル。

EVO SLはカーボンプレートを搭載していないため、より自然な足運びで走れるのが特徴です。

私の中では、

ポイント練習・レースでスピードを出したいならMAGIC SPEED5、

日常のトレーニングからスピード練習まで幅広く使いたいならEVO SL

という位置づけです。

特にEVO SLは、カーボンシューズほど脚への刺激が強くなりすぎないため、レースだけでなく普段のペース走やロング走にも使いやすいと感じています。

→ MAGIC SPEED5レビューはこちら

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CLIFTON11との違い

CLIFTON11は、EVO SLとはかなりキャラクターが異なります。

CLIFTON11を選ぶ理由は、スピードを追求することよりも、クッション性や快適性を重視して長い距離を楽に走ること。

一方のEVO SLは、軽快感と反発性を活かして、自然とペースが上がっていく楽しさがあります。

そのため、

脚への優しさやLSD・ロング走ならCLIFTON 11、

スピードを出して走る楽しさならEVO SL

という使い分けがおすすめです。

特にフルマラソンの疲労抜きジョグやゆっくり長く走る日にはCLIFTON11。

ペース走やビルドアップ、峠走など「少し速く走りたい日」にはEVO SL。

このようにトレーニング内容によって使い分けると、2足の良さをより活かせると思います。

→ CLIFTON11レビューはこちら

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CLIFTON PROとの違い

同じノンカーボンのデイリートレーナーでありながら、軽快感や反発性を備えているため、ジョグだけでなくペースを上げたランニングにも対応できるという点で、EVO SLとかなり近いポジションにあります。

CLIFTON11が「毎日のランニング」を重視したモデルなのに対し、CLIFTON PROはHOKAが「走りを追求するランナーのためのデイリートレーナー」と位置付けているモデル。

ProGlide+ミッドソールと、よりアグレッシブなロッカー形状によって、着地から蹴り出しまでのスムーズな体重移動と、キレのある走り心地を狙ったシューズです。

私の中では、

クッションを活かしたスムーズな推進力ならCLIFTON PRO、

軽快感と自然な足運びならEVO SL

という違いがあります。

EVO SLは軽量なLIGHTSTRIKE PROフォームの反発感を活かして、自分でペースを上げていくような感覚。

一方のCLIFTON PROは、HOKAらしいロッカー構造によって、足を前へ送り出してくれる感覚が強いタイプです。

そのため、同じ「ノンカーボンでスピードを出せるシューズ」でも、走り心地はかなり異なります。

EVO SLとCLIFTON PRO、どちらを選ぶ?

私なら、次のように使い分けます。

軽快にスピードを上げたいならEVO SL。

クッション性を残しながらスムーズにペースを上げたいならCLIFTON PRO。

また、普段のジョグからペース走、峠走、レースまで1足で幅広く使いたいという場合は、EVO SLの万能性が魅力。

一方で、ジョグやロング走でのクッション性を確保しながら、テンポを上げたときの走りやすさも求めるならCLIFTON PROが候補になります。

特にCLIFTON 11では少し物足りないけれど、カーボンプレート搭載シューズまでは必要ない。

そんなランナーにとって、CLIFTON PROは非常に面白い選択肢だと思います。

私自身は、EVO SLを500km近く走ってきた経験から、

「軽さと反発を活かして、自分のペースで自由に走りたい」→ EVO SL

「クッションとロッカーを活かして、スムーズに前へ進みたい」→ CLIFTON PRO

というイメージで選びます。

→CLIFTON PROの詳しいレビューはこちら

【CLIFTON PRO レビュー】クリフトン11とは別物!別次元の推進力で走る楽しさが進化
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結局、EVO SLはどんなシューズなのか?

ここまで比較してみると、EVO SLの立ち位置がより分かりやすくなります。

ペガサス42のような安定したデイリートレーナーでもなく、NOVABLAST6のような弾むクッションを全面に押し出したシューズでもありません。

また、ズームフライ6やMAGIC SPEED5のようなカーボンプレート搭載のスピード特化型でもなく、CLIFTON11、CLIFTON PROのような快適性重視のロング走向けシューズでもありません。

EVO SLの魅力は、

軽い。

反発する。

クッションもある。

カーボンプレートは入っていない。

そして、

ジョグからペース走、ロング走、峠走、レース(ロードから山岳レース)まで幅広く使える。

このバランスの良さこそ、私が500km以上走ってもEVO SLを一軍ローテーションから外せない理由です。

「ランニングシューズを何足も買うのではなく、できるだけ1足で幅広い練習をこなしたい」

そんなランナーには、今でもEVO SLは非常に魅力的な選択肢だと思います。

⑥まとめ

アディダス EVO SLを購入してから約2年。

これまでジョグ、ビルドアップ走、ペース走、30km走、峠走、そして富士登山競走五合目コースまで、さまざまなシチュエーションでEVO SLを履いてきました。

走行距離も500kmを超え、現在では「購入直後の第一印象」ではなく、長期間使ったからこそ分かるEVO SLの良さを実感しています。

特に気に入っているのが、

  • 軽量で足運びが軽快
  • ノンカーボンながら十分な反発性がある
  • クッション性とスピード性能のバランスが良い
  • ジョグからペース走、ロング走まで幅広く対応できる
  • 峠走や富士登山競走のようなアップダウンのあるコースでも使いやすい

という万能性です。

もちろん、2026年現在はペガサス42、NOVABLAST6、ズームフライ6、MAGIC SPEED5、CLIFTON11、CLIFTON PROなど、魅力的なランニングシューズが数多く登場しています。

それでも私のシューズローテーションの中で、EVO SLは今でも出番の多い1足です。

EVO SLは「何でもできる」からこそ使いやすい

EVO SLの最大の魅力は、何か一つの性能に特化していることではありません。

カーボンプレート搭載のレーシングシューズほど強い推進力があるわけではなく、CLIFTON11のような快適性に特化したシューズでもありません。

NOVABLAST6のような弾むクッションを全面に押し出したタイプとも少し違います。

EVO SLはその中間に位置することで、

「今日はゆっくり走りたい」

という日から、

「少しペースを上げたい」

という日まで、シューズを履き替えずに対応できます。

私自身、サブエガ以上のPB更新を目指すトレーニングでは、ジョグだけでなくペース走やビルドアップ走、ロング走、峠走など、さまざまな種類のトレーニングを行います。

その中でEVO SLは、シューズを履き替える手間を減らしてくれる「万能トレーニングシューズ」として非常に使いやすい存在でした。

500km走った今だからこそおすすめしたいランナー

これまでの実走経験から、EVO SLは特に次のようなランナーにおすすめです。

・ジョグだけでなくペース走にも使えるシューズが欲しい

・ノンカーボンで軽快に走れるシューズが欲しい

・1足で幅広いトレーニングをこなしたい

・クッション性と反発性の両方を重視したい

・フルマラソンのレースでも使えるトレーニングシューズを探している

一方で、ゆっくり走ることを最優先するなら、よりクッション性や安定感に特化したシューズ。

レースで最大限の推進力を求めるなら、カーボンプレート搭載のレーシングシューズ。

というように、目的によっては他のシューズの方が合う場合もあります。

だからこそEVO SLは、

「1足ですべてを完璧にこなすシューズ」ではなく、「1足で多くの用途を高いレベルでこなせるシューズ」

と考えると、その魅力が分かりやすいと思います。

結論|発売から約2年経っても、EVO SLはおすすめできる

発売から時間が経ち、現在では新しいランニングシューズが次々と登場しています。

それでも500km以上走り、実際のレースでも使用した現在の私が改めて評価すると、EVO SLの魅力は今でも色褪せていません。

むしろ、さまざまなシューズを履き比べてきたからこそ、

「軽い」

「よく反発する」

だけではなく、

「ジョグからスピード練習、ロング走、峠走、レースまで幅広く使える」

というバランスの良さが、EVO SL最大の魅力だと感じています。

特にサブ3前後を目指すランナーで、

「ジョグ用とスピード練習用で何足もシューズを使い分けるのは面倒」

「カーボンシューズほどレーシーではなく、普段から気軽に履けるシューズが欲しい」

という方には、今でもEVO SLは非常に魅力的な選択肢だと思います。

私自身も、500km以上走った現在もシューズローテーションから外すつもりはありません。

「軽快に走れるのに、用途を選ばない」

これが、約2年間EVO SLを履き続けて分かった、私にとっての最大の魅力です!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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