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【500km実走】アディダス EVO SLレビュー|ジョグからサブ3まで使える万能シューズ

レビュー

※こちらの記事は2024年12月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーサブ3ランナー葱坊主です!

アディダス EVO SLは発売直後から話題となり、「ノンカーボンシューズの最高傑作」と評されることもある人気モデルです。

私自身、これまでナイキ ペガサス42、アシックス ノヴァブラスト5、マジックスピード5、ナイキ ズームフライ6、ホカ クリフトン10など数多くのランニングシューズを履いてきました。

その中でもEVO SLは、ジョグ、ロング走、ペース走まで1足でこなせる万能性が魅力です。

項目評価
クッション★★★★★
反発★★★★★
安定性★★★★☆
耐久性★★★★☆
コスパ★★★★★
総合評価9.5/10

実際に500km近く走り込んだ現在でも出番が多く、2025〜2026年に購入したシューズの中でも満足度はトップクラスです。

この記事では、サブ3ランナーの視点からEVO SLの特徴や使用感、500km走行後の変化、他の人気シューズとの比較まで詳しくレビューします。

▼目次
①【結論】ノンカーボンシューズの最高傑作、こんなランナーにおススメ
②シューズスペック
③実際に履いてみての感想
⑤500km近く履いてみて
⑥EVO SLと人気シューズを比較
⑦まとめ

①【結論】ノンカーボンシューズの最高傑作、こんなランナーにおススメ

結論:ノンカーボンシューズの最高傑作、この一足でレースまで対応できる万能タイプ

実際に履いて走ってみて高評価である理由がわかりました!

そして、最初に購入したホワイトがあまりに良く、すぐにブラックも2足購入し、計3足をローテーションで履いています!

・ノンカーボンにも関わらず、推進力と軽量化で3分台のスピードにも難なく対応
・ジョグペース4~6分台ペースでも気持ち良く走れる
・シンプルなデザイン性、豊富なカラーバリエーション

とおそらくサブ3あたり、ウルトラマラソンとしてのレーシングシューズとしても活躍できる性能を秘めています。

タイトルにもある通り、この一足があればジョグ、スピード練習、ロング走、そしてレース(サブ3付近)まで対応できる、しかもノンカーボンで足への負担も少ないため、初心者からシリアスランナーまでオールラウンドで対応できる万能シューズの決定版といえるでしょう。

お値段も19,800円と高騰化しているレーシングシューズに比べれば、まだ家計には少し優しいのでお小遣いが厳しいランナーにも頑張れば手が届きやすい価格帯と言えます!

②シューズスペック

このチャプターからは各スペックを細かく見ていきましょう。

<重さ>

まずは最も気になる【重さ】からです!参考までにナイキの【ズームフライ6】と比較しました。

【Adizero Evo SL】228.5g(28.0cm)▲40.8g
【ズームフライ6】 269.3g(28.5cm)

さらに人気シューズのひとつアシックスの【マジックスピード4】がメーカー発表で245g(27.0cm)と、【Adizero Evo SL】はノンカーボンによる軽量化もありますが、上位3メーカーの中でもトップクラスの軽さです!

<クッション性>

アディダス最高峰モデルの【Adizero Adios Pro Evo 1 】の姉妹版のため、こちらにもアディダスの最新テクノロジーが詰まった低密度高反発素材<Lightstrike Proクッショニング>をフルレングスで搭載。

触った感じ、キッチンや水回りの掃除で活躍してくれる【激落ちくん】を硬くした感じですが、足を入れてみると硬すぎず、柔らかすぎない硬さとクッション性が丁度よい塩梅で推進力をもらたすソールになっています!

ちなみに公式サイト情報では、

Adizero Evo SL 搭載の LIGHTSTRIKE PRO とは?
ランニングシューズでは、1 グラムの重量差が違いを生むもの。それこそが、以前のバージョンに比べてLIGHTSTRIKE PROミッドソールのさらなる軽量化を図った理由です。快適さと軽量性を追求したミッドソールは、しなやかなクッショニングによりエネルギーロスを軽減。トレーニング用モデルでは、このテクノロジーが、 レース間のアスリートのリカバリーにも貢献するようチューニングされています。
※アディダス公式サイト【Adizero Evo SL】ページより引用しました

と最後にリカバリーにも配慮されたということで、特に疲労との付き合い方に悩むアラフォー、アラフィフ世代のランナーにとっても嬉しい仕様となっています!

<アッパー>

最近のランニングシューズでは主流となりつつある通気性とシームレスデザインを兼ね備えた<エンジニアードメッシュ>を採用。

こちらはブラックのソックスを履いた後ですが、透けることなくシューズのデザインを惜しみなく引き出してくれる細かいメッシュ構造になっていますね!

春から秋にかけての暑いシーズンでのトレーニングやレース、そして長期戦ともなるウルトラマラソンでも足の蒸れや汗による擦れ、マメ防止になりそうです!

<アウトソール>

他のレビューサイトなどではさらっと紹介されることが多かったのですが、見慣れないロゴのため(※私がただ無知なだけ)、色々と調べるとこちらも興味深いテクノロジー、そしてコラボレーションでした。

ここで私のアディダス食わず嫌いが露呈されますが、今回【Adizero Evo SL】に採用されている<CONTINENTALラバー>は、ドイツのタイヤメーカーであるコンチネンタルが開発した高性能なゴム素材で、アディダスのシューズには2009年から採用されているとのこと。

タイヤメーカーが開発した高性能ゴムとあって、ランニングとの相性も抜群で、

・高いグリップ力
・パーフォーマンス向上

この大きな二つの特徴を駆使したシューズで、これまで数々の世界新記録を塗り替えています!

気になるところとしては、雨天時のコンディション時のグリップ力、そして<Lightstrike Proクッショニング>との耐久性でしょうか。

<履き口>

アディダスのランニングシューズは今回が初購入ですので、同メーカーとの比較は難しいですが、軽量シューズに関わらず下記の感想を得られました。

・かかとのグリップ感は高め、走っていてもズレを感じにくい
・厚みもあるため、高いホールド感を維持してくれそう

と軽量かつレーシングシューズにありがちな履き口が薄いタイプと好みが分かれそうですが、この【Adizero Evo SL】は薄すぎず、厚すぎない丁度良いバランスといえるのではないでしょうか。

<サイズ感>

私はナイキ28.0~28.5cm、アシックス28.0cmのため、在庫の関係上、今回は28.0cmをセレクトしましたが、ちょうど良いサイズ感でした。

初めて足を通して歩いたり走ったりしてみると、前のめりになり、つま先がやや窮屈感を感じますので、ランナーによっては+0.5cmを、さらにウルトラマラソンのような長距離では足のむくみも懸念されるため、長距離で使用する際は通常サイズよりも+0.5cmでもOKかもしれません。

店頭での試着を一度おススメします!

<価格>

【Adizero Evo SL】:19,800円
【ズームフライ6】:18,700円~
【ペガサスプラス】:19,800円
【マジックスピード5】: 19,800円

と各メーカーのレーシングシューズ姉妹版と比較すると、同程度の価格帯となっております。

このあたりも各メーカーお互いが意識しているのが目に見えて感じ取れる数字ですね!

個人的に願わくば、これ以上、消耗品ともいえるデイリーシューズの値上げはこのあたりで落ち着いてほしいと思う今日この頃です。。。

③実際に履いてみての感想は?

初めてEVO SLを履いて走った時間帯は午前中、快晴7℃、風速4~6mの向かい風のコンディションでした。

▼ファーストインプレッション

  • プレート入りほどの前傾姿勢にはならないが、足が転がるような感覚
  • 丁度良いクッション性が心地よく、前足部のクッション性が大きく感じられる
  • とにかく軽い!
  • シンプルかつ大胆なデザインがカッコよい!

ラップはこんな感じで前半からビルドアップしてスピードに乗ってみました!

▼10km走ってみて

  • カーボン入りと思わせてくれる軽快な足さばきと適度なクッション性
  • 柔らかすぎず硬すぎない絶妙なバランス
  • ジョグでも使えるが、特にスピードが乗るとよりクッション性と反発を感じやすい
  • 前日30km走をしたにも関わらず、もっと走ってみたくなる楽しさと疲労感の少なさ
  • アップダウンのある勾配や坂道などでも活躍してくれそう
  • やっぱり軽さは正義!

まるでカーボンシューズのような反発性と軽快な足捌き、さらにスピードが上がるに連れてより感じやすいクッション性に虜になってしまいました!

そして、カーボンシューズはふくらはぎなどへのダメージも大きい傾向がありますが、ノンカーボンのEVO SLはラン後の疲労感も少ないのが特徴でしょうか。

次からはシチュエーション別にレビューしていきます。

<シチュエーション1>10kmビルドアップ走(2024年12月)

10kmビルドアップランで履いてみました。

スピードに乗れば乗るほどポンポン跳ねてくれるので、3:53/kmまで上げることができました!

<シチュエーション2>15kmペース走(2025年2月)

15km、想定ペース4:15/kmのペース走で着用。

最大3:48/kmのスピードまで出力できました!

<シチュエーション3>青梅マラソン30km(2025年2月、2026年2月)

東京マラソン2025の試走兼ねて、青梅マラソンで履いてレースに挑んでみました!

青梅マラソンはアップダウンの多い峠走が特徴のコースですが、平坦なロードはもちろんのこと、特に下り坂では反発性もあって、気持ち良く完走。

この2週間後の東京マラソン2025では、当時のPB更新に成功しています。

【サブ3挑戦記|東京2025編】EVO SLで青梅マラソン初挑戦!
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「人生最高のフルマラソン」──東京マラソン2025で2大会連続サブ3&サブ55を達成。暑さと苦しみを乗り越え、自己ベスト更新となったベストレースの全記録を公開!

さらに、2026年も別大前の試走として2大会連続でEVO SLで参戦。

タイムは2025年大会より遅いですが、勝負レース2週間前の調整シューズとしても◎でしたね!

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<シチュエーション4>30kmペース走(2025年11月)

大田原マラソン2025の試走兼ねて、サブ3ペースでの30km練習会でも履いてみました!

最速ラップ3:49/kmまで出力できているので、サブ3もしくはサブエガレベルであればカーボンプレート入りシューズにも匹敵するスペックを持っていると感じています。

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<シチュエーション5>秦野駅⇔ヤビツ峠走往復26.5km(2026年5月)

【峠走の聖地】ことヤビツ峠走で履いてみました!

こちらも青梅マラソン同様、下りの時こそ一歩一歩のストライドが大きくなり、走っていて本当に気持ち良くなるシューズだと改めて実感しています!

ヤビツ峠ラン完全ガイド|秦野駅発ピストン+サウナで午前中完結【EVO SL実走レビュー】
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④500km近く履いてみて

EVO SLを購入してから約500km走行しました。

ジョグ、ロング走、ペース走、ビルドアップ走、30km走、峠走など様々なシーンで使用してきましたが、結論から言うと現在も主力シューズとして活躍しています。

クッション性はまだ十分残っている

500km近く走行すると、一般的なランニングシューズではクッション性の低下を感じ始めることがあります。

しかしEVO SLは、ミッドソールに採用されているLightstrike Proの恩恵もあり、着地時の柔らかさと反発感が現在も大きく損なわれていません。

新品時と比較すると多少マイルドになった印象はありますが、ジョグからペース走まで快適にこなせるレベルを維持しています。

推進力は今でも魅力

EVO SL最大の魅力は、カーボンプレートが入っていないにもかかわらず自然と前へ転がるような推進力です。

500km近く走った現在でも、その軽快な走り心地は健在です。

特に中強度ペースからマラソンペース付近までの巡航性能は非常に高く、ついついペースが上がってしまうこともありますね!

ジョグ専用シューズでは物足りず、かといってカーボンシューズほど攻撃的ではない絶妙なバランスを感じています。

アウトソールの耐久性も良好

私の場合は平均月250~300km前後走るため、シューズの摩耗具合も気になるポイントです。

500km近く使用した現在、踵や前足部に摩耗は見られるものの、グリップ性能の低下は大きく感じていません。

耐久性についても十分優秀な部類だと思います。

現在も一軍ローテーション入り

ランニングシューズは次々と新作が登場しますが、EVO SLは今でもローテーションの中心に残っています。

現在所有しているペガサス42&41、ズームフライ6、ノヴァブラスト5、クリフトン10、マジックスピード5などと比較しても出番は非常に多く、

・スピード練習時(閾値走、インターバル走、ペース走)
・勝負レース前の試走レース(30km走やハーフマラソン大会)
・ウルトラマラソンを見据えたロングもしくは時間走

とスピードに乗って気持ち良く走りたい時には必ずと言っていいほどEVO SLを履いていますね!

最近は峠走などアップダウンの大きいコースとの相性の良さにも気づき、峠走トレーニングの時にも重宝しそうです。

500km走った今だから言える結論

EVO SLは単なる話題の新作シューズではありませんでした。

500km近く走った現在でも性能低下は小さく、ジョグ・ロング走・ペース走まで幅広く対応できる万能性を維持。

もし1足だけ選ぶなら何を履くかと聞かれたら、現時点ではEVO SLが最有力候補です。

それほど完成度の高いノンカーボンシューズだと感じています。

※新品のソール
※75km走行後
※200km走行後。左足の摩耗が顕著になってきました
※300km走行後。摩耗が目立ってきているものの絶妙なクッション性は変わらず
※500km走行後。パッと見ての摩耗は激しく見られるが、走っていてグリップ性能の低下は大きく感じず

⑤EVO SLと人気シューズを比較

私自身が実際に履いてきた人気シューズと比較してみました。

シューズクッション反発安定性得意分野
EVO SL万能型
ペガサス42ジョグ
ノヴァブラスト5ロング走
ウルトラ
ズームフライ6レース
スピード練習
マジックスピード5ペース走
レース
クリフトン10LSD・ウルトラ
※私個人の主観となります。

ペガサス42との違い

安定感や扱いやすさはペガサス42が上ですが、推進力や軽快感はEVO SLが優勢です。

ジョグ中心ならペガサス42、ジョグからペース走まで幅広く使うならEVO SLがおすすめです。

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ノヴァブラスト5との違い

クッション性はノヴァブラスト5の方が上です。

一方でテンポアップした際の軽快感や反発はEVO SLに軍配が上がります。

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ズームフライ6との違い

ズームフライ6はカーボンプレート搭載でスピード特化型。

日常使いの万能性はEVO SLの方が高いと感じています。

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レースやポイント練習ならマジックスピード5。

ジョグやレースまで含めた総合力ならEVO SL。

という印象です。

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脚への優しさやウルトラマラソン用途ならクリフトン10。

スピードを出して走る楽しさはEVO SL。

用途が大きく異なります。

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結論として、私が現在「1足だけ選ぶなら?」と聞かれたら、最も万能なのはEVO SLです。

⑥まとめ

今回は2024年11月にリリースされてからまだまだ人気が衰えないロングセラーシューズ【Adizero EVO SL】についてのレビューでした。

日々、各メーカーによる最新テクノロジーを駆使したシューズがアップデートされていますが、ついに厚底シューズシーンへ一石を投じるノンカーボンシューズ【Adizero EVO SL】がアディダスより誕生しました!

昨今のマーケティングやSNSによるインフルエンサーによりシューズの情報も日々溢れかえっている中、本当に自分の足に合ったシューズを探すのがかえって難しくなってきているのでしょうか。

そんな中でランニングシューズのゲームチェンジャーとなりうる革新的なシューズの登場で、さらにシューズ業界はこれまで以上に盛り上がりを魅せてくれることでしょう!

ニューカラーも続々発売される中、まだ試していない方は一度は足入れをしてみてください!

厚底に慣れてしまったからこそ新鮮に感じるノンカーボンの新たな可能性を皆さんにも感じてほしいです!

私のような長年ナイキ&アシックス派でも、一気に惚れ込んでしまうこの【Adizero EVO SL】!

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