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TJAR(トランスジャパンアルプスレース)の季節がやってきた!

トレラン

※こちらの記事は2024年6月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

最近は雨模様で不整地もぬかるみが多かったので控えてましたが、今朝は久々にサンダルランニングをしてきました!試しにフォアで走ってみたり、上半身を脱力してみるなど、芝生をぐるぐるしながら着地やフォームチェックしながらの1時間走でした。

だいぶサンダルランにも慣れてきたので、少しずつスピードを高めたり、ロング走にもチャレンジしてみたいと思います!

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さて、今回のブログでは2年毎に行われる国内最高峰のトレランレース【TJAR(トランスジャパンアルプスレース)】についてです!

真夏のレースかつ制限時間が8日間以内とあって、日本一過酷なレースとも言われていますので、各参加選手が選ぶギアやウェアリングなどは非常に参考になります。

そして何といっても、大会後に放映されるドキュメンタリー(今年はまだ未定)、書籍&DVD(こちらも発売は未定)は見ていて胸が熱くなるほど、ドラマチックな内容となっています!

今回のブログでは、この【TJAR(トランスジャパンアルプスレース)】についての魅力や見所などまとめたいと思います!

▼目次
①TJARとは?
②今年のスケジュール
③過去の逸話
④まとめ

①TJARとは?

2年に一度、8月初旬に富山県魚津市から静岡県静岡市の大浜海岸までの約415km、累積標高差およそ27,000mを制限時間192時間(8日間)で駆け抜ける日本最高峰かつ日本一過酷なトレランレースとして有名なレースです!

富山から静岡に行くまでには、日本の三大アルプスである北アルプスから中央アルプス、そして南アルプスを自分の足で乗り越えないといけません。

一度アルプスを登ったことがある方なら、いかにこの三大アルプスを越えて行くことが過酷であるのは瞬時に分かることでしょう。

私も過去にコース内の剱岳や槍ヶ岳を登頂したことがありますが、国内トップクラスの山を真夏に登るのはめちゃくちゃキツかったのを今でも覚えています!

コンセプトとしては、TJAR創始者の岩瀬幹夫さんの夢、それは3つのアルプスを繋いだ日本縦断を仲間と競い合いたい、しかもエイドのサポートは受けず、自分たちの力で達成したい。この夢を具現化したのがこのレースの過酷さであり、面白さでもあり、様々な人間ドラマを生み出してトレランや登山ファンを魅了してやまないのです。

TJARとは? | トランスジャパンアルプスレース 2022 | Trans Japan Alps Race 2022
トランスジャパンアルプスレースとは?

<コース概要>
早月川河口(スタート)-馬場島
北アルプス(剱岳-薬師岳-槍ヶ岳山荘-上高地)
上高地-薮原駅-旧木曽駒高原スキー場
中央アルプス (木曽駒ケ岳-空木岳)
駒ヶ根高原-市野瀬
南アルプス(仙丈ヶ岳-塩見岳-赤石岳-聖岳)
井川ダム-富士見峠-静岡駅-大浜海岸(ゴール)

・距離 約415Km
・累積標高差 約27,000m

道中はトレイルだけでなく、ロードもあります!

スタート序盤の早月川河口から剱岳のふもと馬場島まではおよそ30kmあります。走り慣れているランナーでも厳しい距離ですし、ましてや真夏のうだるような暑さに30km走をしてから“岩と雪の殿堂”と称される剱岳を登ります!

この時点で脚攣りや調子を崩す参加者もいますので、それだけ身体へのダメージもハンパではありません。そして、幾つもの山や峠を越えて身も心もボロボロになりながら、ゴールの大浜海岸までおよそ80km走らないといけません。

この記事をまとめているだけで、とんでもないレースであることが改めてひしひしと伝わってきますね。。。

②2024年大会のスケジュール

<開催期間>
・選考会:2024/6/22(土)~2024/6/23(日)@南アルプス北部(詳細は別紙選考会要項にて)
・本大会:2024/8/10(土)~2024/8/18(日)
 集合   富山県魚津市ミラージュランド〔8/ 10(土) 16:00(予定)〕
 開会式  富山県魚津市ミラージュランド〔8/ 10(土) 21:00(予定)〕
 スタート 日本海/富山県魚津市・早月川河口〔8/ 11(日) 0:00〕
 ゴール  太平洋/静岡県静岡市・大浜海岸(安倍川河口左岸)〔8/18(日) 24:00〕
制限時間192時間(8日間)

ちなみにTJARはお金さえ払えば出場できるレースではありません!選考会をクリアしないと本大会には出場できないルールを適用しています。

というのも、TJARはサポートなしで走破することを目的としているため、選手たちは食料やツェルト、火器などの衣食住すべてを背負っていかなければなりません。道中の山小屋や麓のストア、自動販売機での飲食物の購入は認められていますが、1週間以上をほぼ山の中で過ごすので、本当に選ばれた方のみに参加権が与えられるハードルの高いレースでもあるのです。

2024年大会の選考抽選結果の様子はFacebookのアーカイブで観ることが出来ます!

https://www.facebook.com/TransJapanAlpsRace

2024年大会、本戦出場抽選結果一覧はこちらになります!

※TJAR公式サイトから引用しました。

TJAR2024 本戦出場抽選結果
TJAR2024 本戦出場抽選結果です。なお、前回優勝の土井陵選手は次年度シード権があるため、抽選に

2024年7月21日(日)、公式サイトで出場選手30名が発表されました!

トランスジャパンアルプスレース
日本海からスタートし、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを抜け、太平洋まで1週間で走破する2年に1度の日本縦断レース!

③過去の逸話

毎回様々なエピソードやドラマが生まれるこのTJARですが、個人的に最もリスペクトする逸話はTJARには欠かせない山岳王こと望月将悟さんの「無補給チャレンジ」でしょうか。

2010年から4連覇、2016年には新記録樹立とTJAR史に数々の伝説を作り上げた望月さんが2018年にマイルールとして、水以外の補給を一切行わない「無補給」を自らに課しました。

道中の山小屋や麓のストアでの買い物ができなくなるため、約8日分の食糧を入れた約13kgのザックを背負っての3つのアルプスを乗り越える無謀さというか過酷さは文字で表現するには不可能で、実際にチャレンジした望月さんにしか分からないものでしょう。

望月将悟と創始者が語るTJAR哲学。次回は新ルールで「山小屋補給ナシ」。(千葉弓子)
「私はTJARの選手たちにもっと高みを目指して欲しいんですよ。ヒマラヤや冬山など個々のチャレンジを見つけて、それぞれステップアップしてもらいたい。TJARを”踏み台”にしてほしいんです、ゴールではなくてね」

※追伸(2024年8月11日更新)

望月選手は今年も出場予定でしたが、残念ながらDNS(欠場)とのことです。理由は南海トラフ地震臨時情報発信を受けて、万が一のために自身の仕事を優先するそうです。

#23 望月選手 DNS(欠場)
#23望月選手DNS(欠場)となりました。

下手な映画やドキュメンタリーを一本見るよりアルプスの映像美と限界に達した参加者の人間ドラマにぐいぐい引き込まれます!

また書籍とDVD(Blu-ray)でも発売されているので、興味のある方はぜひ見ていただきたい作品となっています!私も過去の作品はすべて見ましたが、何度見ても引き込まれますね!

※追伸2

今回見事、2連覇を果たした土井選手の密着ドキュメンタリーがYoutubeにアップされています!

さらには2025年6月13日にこのTJARの模様に迫った書籍も発売!

山岳ランナー土井陵 王者の称号 / 千葉弓子 【本】

※追伸3

アフタームービーがアップ!

④まとめ

今回のブログでは、日本最高峰のトレランレース【TJAR(トランスジャパンアルプスレース)】についてまとめてみました!

2026年大会の概要も発表されましたので、再来年が今から楽しみです!

TJAR2026参加要件を発表します。
みなさん お待たせしました。TJAR2026へ向けた参加要件を発表いたします。 複雑、難解と意

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

▼日々のトレーニング内容はこちら

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