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【奈良ウルトラ挑戦記】大会3週間前チェック|エイド・高低差・目標タイムまとめ

ウルトラマラソン

※こちらの記事は2026年5月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

いよいよ初開催となる【第1回奈良ウルトラマラソン】(以下、奈良ウルトラ)まで3週間あまりとなりました。

先日は参加案内やエイド情報なども公開され、大会の全体像がかなり見えてきましたね!

今回は、

  • エイド詳細&補給戦略
  • GPXデータから見えた高低差
  • 気になる当日の天気
  • 現在のコンディション
  • 本番までの過ごし方
  • 目標タイム

などを、大会3週間前時点の備忘録も兼ねてまとめてみました!

同じく初参加予定の方の参考になれば幸いです!

▼目次
①最新ニュース&チェックポイント
②GPXデータをCOROS解析してみた
③気になる当日の天気予報
④私の近況報告&本番までの過ごし方
⑤現時点の目標タイム
⑥まとめ

①最新ニュース&チェックポイント

エイド情報公開で見えてきた“奈良ウルトラの難しさ”

今回の【奈良ウルトラ】では、環境配慮の観点から紙コップ給水がありません。

【奈良ウルトラ】をはじめ、【富士五湖】【丹後】【野辺山】【飛騨高山】ウルトラマラソン、【湘南国際】【横浜】マラソンなど主催しているランナーズ・ウェルネスさんの大会ではお馴染みかもしれませんが、フルマラソン大会の感覚で“エイドにはコップがあるのが当たり前”と思っていると戸惑ってしまいます。

下記アイテムを事前に用意しておきましょう!

  • ソフトフラスク
  • マイボトル
  • 携帯カップ

可能であれば、事前に上記アイテムや補給アイテム(ジェルや補給食など)をザックに装備しながらランニングしてシミュレーションすると本番も戸惑うことなく、快適に走ることに繋がります!

特に5月末開催となる【奈良ウルトラ】は暑熱環境次第では、

  • 給水不足
  • 脱水&脚攣り
  • 胃腸トラブル                  

も十分あり得るため、ボトル容量や補給戦略はかなり重要になりそうですね!

個人的にも、

  • ソフトフラスク容量
  • 電解質量
  • カフェイン投入タイミング

などはトレーニングでシミュレーションしながら、かなり真剣に考え始めています。

エイドは「地域色」がかなり強い

奈良ウルトラマラソン公式サイトから引用

今回のエイド一覧を見ると、

  • 奈良名物
  • 地域補給食
  • 温冷両対応
  • 後半コーラ多め

など、かなり“旅感”が感じられる一方、ハードなコースを象徴するかのようにコーラ提供の多さ(16エイド/全28エイド)、そして個人的にも最近重宝している【アミノバイタルONE】が50.7km目のちょうど折り返し地点で提供されるのは嬉しいところ!

企業案件ではないですが、この【奈良ウルトラ】に向けて3月末からトレラン、フルマラソン、峠走と走行距離と強度を高めている中でも怪我をせず、リカバリーできているのもこの【アミノバイタルONE】の効果かもしれません!

先日開催されたトレランの祭典【Mt.FUJI100】でもエイド提供されていましたね!

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そして、ラストエイドで【アミノバイタルGOLD】も提供されるので、最もキツい時間帯ではありますが、リカバリー用に忘れずにGetしたいですね!

一方100kmでは、

「食べたい」より「食べられるか」

が重要になってきます。

特に後半はずっと揺さぶり続けられてきた胃腸も悲鳴をあげて消化機能も落ちやすいため、

  • 固形物(おかゆ、そうめんもあり)
  • 甘さ
  • 塩分
  • 温度

との相性も大事になりそうです。

※富士五湖ウルトラでのエイド

このあたりは、昨年初完走した【チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン120km】(以下、富士五湖ウルトラ)の経験も踏まえて、特に食べやすいフルーツやトマトを積極的に補給していく予定です!

後半エイドは“生命線”になりそうか

※富士五湖ウルトラでのエイド

【奈良ウルトラ】は後半も容赦なくアップダウンが続くため、

  • エネルギー切れ
  • ハム攣り
  • 脱水

などにも注意が必要になってきます!

そのため、

  • エイドでしっかり止まって補給、ただし座らない
  • 水だけで済ませない
  • 塩分や電解質補給を意識

はかなり重要になりそうです。

特に今回は初開催。

実際の運営テンポや補給消耗も未知数なので、

「自前補給+エイド活用」

の両立で保険を掛けておくと万が一の際にも安心ですね!

コンディション次第では、予備用のジェルや電解質、経口補水関連などもザックに忍ばせておくと安心でしょう!

②GPXデータをCOROS解析してみた

奈良ウルトラは「累積標高以上に脚を削るコース」の可能性大

今回、公式サイトで公開されたGPXデータを早速COROSへ取り込んでみました。

すると、かなり興味深いデータが得られました。

COROS解析結果

  • 距離:100.34km
  • 累積上昇:2,072m
  • 累積下降:2,072m
  • ヒルセグメント:49回

このヒルセグメントは2%以上の勾配を指しており、他のウルトラマラソンと比較してもかなり“坂が多い”コースなのです。

奈良ウルトラの怖さは「総標高」だけではない

大会累積標高ヒルクライム数体感
サロマ湖100km約200〜300m少数(10未満想定)高速
富士五湖100km約1,000m31中程度
飛騨高山100km約2,500m28山岳ロード
奈良100km約2,000〜2,200m49細切れ削り型
丹後100km約1,500~2,000m36後半地獄
※サロマ湖100km以外は各公式サイトで公開されているGPXデータをCOROSに分析したもの

【奈良ウルトラ】の累積2,072mだけ見ると、

「飛騨高山より少し楽?」

と感じる方もいるかもしれません。

ただ、高低図を見る限り、【奈良ウルトラ】の本質は別のところにありそうです。。。

それが、

「細かいアップダウンを延々繰り返す」

という点。

それぞれ(左:奈良ウルトラ、右:飛騨高山ウルトラ)のヒルセグメントを比較してみると、その差は明らかですね!

▼飛騨高山
・1本1本が重い
・長い登り
・リズムを比較的作りやすい

▼奈良
・細かい登りが多すぎる
・脚が回復しない
・ピッチ変化が激しい
・心拍が乱高下

なので、数値以上に“筋持久力”を削られ、気温と心拍次第では発汗も相当多くなることでしょう。

49回のヒルセグメントが意味するもの

COROSの2026年3月の機能アップデートにより、新たに「ヒルアラート」機能が追加され、勾配が一定以上の登りや下りのセグメントをリアルタイムで検知・分析できるようになりました。

実際にGW期間中にトレーニングで行ったトレイルでも都度、検知・アラートで知らせてくれるようになり、勾配に入る際に気持ちを引き締めたり、あとどのくらいで頂上に辿り着くか的確に把握できるようになっています!

特に長い勾配の場合は、給水などの補給マネジメント、そしてメンタル的にも楽になるので、【奈良ウルトラ】本番でも活用予定です!

COROSのGPS精度は高い為、ヒル検出はそこまで甘くありません。

つまり、

“坂だと認識される登り”が49本あるということ。

しかも画像を見ると、

  • 斜度2〜5%
  • 長さ500m〜2km
  • 時折混ざる急坂

が連続しています。

奈良ウルトラは“ロード版トレイル”かもしれない

それぞれのヒルの詳細も分かりやすく表示してくれます。

こちらは14本目のヒル、36.34-40.11km地点の累積上昇242m、3.77kmも坂が続く箇所です。

イメージにすると、フルマラソンのゴール直前に勾配6%の激坂が待っているイメージでしょうか。

こちら18本目のヒル。42.54-43.86km地点で1.32kmもの勾配12%の激坂となっています!

これらのデータからも【奈良ウルトラ】は一般的なロード100kmというより、

“ロード版トレイル”

にかなり近い印象ですね。

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特に40〜70kmが山岳ゾーン

※奈良ウルトラマラソン公式サイトから一部引用しました

先程のヒルセグメントとこのパッと見てもエグすぎる高低図を見る限り、40〜70km付近は完全に山岳帯です。

  • 下り切らずまた登る
  • 平地回復が少ない
  • 心拍が上下し続ける

という“地味削り系”コースに見えます。

この【奈良ウルトラ】の中でも一番の難所となる<魔の山岳30km帯>で脚を完全に使い切ると、80km以降に大失速する可能性大でしょう。

周りのペースに流されず、この<魔の山岳30km帯>区間だけでも11箇所あるエイドを有効活用して、余力を残した状態でクリアしたいと思います!

個人的にはそこまで相性は悪くなさそう

一方で自分自身は、このGW期間中にヤビツ峠走、青梅・成木周辺のトレイル&峠走を実施し、

  • ヤビツ峠走
  • 成木⇔河辺駅ピストン(※後日レポアップ予定)
  • 奥信濃50km
  • ハセツネ30K
  • 富士五湖120km

過去のレースの経験も踏まえて、以前と比べてもアップダウン耐性は比較的積めている感覚もあります。

むしろ、

平坦巡航型より起伏対応型の方が向いている可能性

も少し感じています。

もちろん平坦は楽ですが、あまりにも平坦すぎるよりか多少のアップダウンがあったほうがリズムを取りやすいという感覚でしょうか。

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一番重要なのは「全部走らない」こと

このコースで一番大事なのは、

「登りを全部走ろうとしない」

ことかもしれません。

特に、

  • 勾配5%以上
  • 長い登り
  • 心拍上昇時

は積極的に歩き(パワーウォーク)を混ぜるのも戦略のひとつでしょう。

100kmは2025年4月の【富士五湖ウルトラ】でも経験したように、

“10秒/km速く走る”より、“70km以降に脚を残す”

方が圧倒的に重要であることは身に沁みて実感しています。

細かい起伏を含め激しいアップダウンを49回クリアしなければならない、奈良はかなり“戦略型ウルトラ”になりそうです!

③気になる当日の天気予報

東進ハイスクールの奈良県90日長期予報から引用(2025年5月9日時点)

現時点ではまだ長期予報段階ですが、晴れた場合は相当の暑さになりそうですね!

特に気になるのが、

  • 最高気温
  • 湿度
  • 日差し
  • 山間部の蒸し暑さ

あたりでしょうか。

ウルトラはフル以上に“環境ガチャ”の影響が大きい競技ですので、もし20℃超え+高湿度になると、暑さと湿度が大敵の私にとって、かなり厳しい戦いになりそうです!

④私の近況報告&本番までの過ごし方

GWはヤビツ峠走26.5km、青梅45kmトレイルで脚作り

GW中盤に、
・秦野駅↔︎ヤビツ峠
・約26.5km
・3時間

後半に、
・河辺駅↔︎成木トレイル
・約45km
・6時間30分

峠走もしくは峠走+トレイルを盛り込んで【奈良ウルトラ】に向けた脚作りを実施!

両日ともに晴れ、20~25℃まで気温が上昇し、暑熱順化、さらに本番を想定した補給シミュレーションもできて、かなり実戦的なロングになりました。

特に両日の峠走は、【奈良ウルトラ】対策としても、良い刺激になった気がしています!

ヤビツ峠のレポはこちら!

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ここからは最後の刺激入れと疲労管理優先

本番まであと3週間あまり。

まだ暑熱順化も完全ではないですが、5/17(日)に開催される【第16回 TOKYO成木の森トレイルラン】(約16km、獲得標高990m)に出場し、暑熱順化かねて最後の刺激入れを予定しています!

実はこのレースの試走をGWに行っていたのですが、ショートコースの割に11kmあたりまでしっかり登るので、特に大腿四頭筋には良い刺激になります!

残り2週間は過度なロング走やスピード練習は避けて、ジョグメインでしっかり繋いで、春から蓄積した疲労をしっかり抜いていきます。

最近は、

・距離を積む
より
・疲労を抜く
・睡眠
・回復

の重要性もかなり感じています。

そのために、禁酒もしてできるだけ身体を労わるようにし、回復スピードに重きを置いています。

特に100kmウルトラマラソンはフルマラソン以上に、

「積み上げた走力を当日出せるか」

の勝負。

本番まで2週間を切ってからロード中心に戻しながら、コンディション調整を進めていきたいと思います!

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⑤現時点の目標タイム

※富士五湖ウルトラのゴールゲート

現状イメージしているのは、

・極上:サブ10(10時間切り)
・特上:10時間30分切り
・上 :11時間切り
・並 :12時間切り

と4つの目標を設定。

更に精度を高めたく、チャッピーにも分析してもらったところ、

▼奈良ウルトラ100km 予想レンジ

ランク目標予想タイム帯現時点達成可能性条件
極上サブ109:50〜9:5930〜40%20〜24℃
曇り寄り
前半完全抑制
補給成功
特上+10時間15分切り10:00〜10:1545〜55%暑熱対応成功
後半失速小
特上10時間30分切り10:15〜10:3070〜80%現在の本命レンジ
上+10時間45分切り10:30〜10:4585%前後小トラブル込みでも有力
11時間切り10:45〜11:0090%以上大崩れしなければ濃厚
12時間切り11:00〜12:00ほぼ確実級脚攣り
胃腸トラブルなど

と、「10時間半切り」はかなり現実的とのこと。

※2025年富士五湖ウルトラ120kmのスプリット&ラップ

【富士五湖ウルトラ】の100km通過タイムが10時間57分22秒なので、この日本屈指の難コースでどこまで粘れるか私自身とてもワクワクしています!

一方で、今回のコースGPX解析を見る限り、

“走れる100km”というより、“削られ続ける100km”

という印象も強くなっています。

富士五湖ウルトラとは全く違うウルトラマラソン

【奈良ウルトラ】は相当なアップダウンの繰り返しで、【富士五湖ウルトラ】とはまた別競技になりそうです。

ただ、

  • 富士五湖120km完走経験
  • サブ3走力を維持
  • 春以降のロング走、GWの峠走・トレイル積み上げ

などを考えると、しっかり準備できれば戦える感覚もあります。

一方で、100kmは後半何が起こるか分からない世界。

改めてマラソンの基礎中の基礎でありながら、私もよく本番にやってしまう

  • 前半突っ込みすぎない
  • 登りで無理しない
  • 後半に脚を残す

を念頭に入れて、後半失速しない展開を重視したいと思っています!

⑥まとめ

【奈良ウルトラ】まで、いよいよ残り3週間。

初開催ということで未知数な部分も多いですが、

  • ペース配分
  • エイド
  • 暑熱順化
  • 補給
  • アップダウン

など、これまでのランニングライフを総動員するめちゃくちゃ攻略しがいのある大会になりそうです!

個人的にも【富士五湖ウルトラ】以来、1年振りの“完全未知の100km”。

【富士五湖ウルトラ】の120km完走後はまさに満身創痍の13時間44分でした。

脚がもう言うことが聞かなくなった時には、いつDNFしようかとメンタルとの戦いでしたが、不思議とまたウルトラマラソン100kmに挑戦している自分がいることに驚きもあります。

これがウルトラマラソンの魅力なのでしょうか。

不安半分、楽しみ半分ですが、ここからしっかりコンディションを整えて本番へ向かいたいと思います!

同じく参加予定の方、一緒にベストを尽くしながら初開催の大会を楽しみましょう!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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