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【ルナサンダル実践記】サンダルラン1年の成果と“裸足感覚”の真価

レビュー

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

2024年5月にルナサンダルを購入、サンダルランを導入して早1年あまり。

ランニングではもちろんのこと、普段履きとしても欠かせないファッションアイテムとなり、2024年に買って最も良かったアイテムのひとつです。

今回はその“ルナサンダルを1年履いてみた成果”についてまとめてみました!

▼目次
①【はじめに】ルナサンダルを履いて走り始めた理由
②【実践記録ハイライト】走行距離と変化の推移
③1年間実践して感じたメリット/課題
④シューズとの使い分けで得たもの
⑤よくある質問
⑥これからの展望と“ルナサンダルとの向き合い方”
⑦【まとめ】サンダルがくれた「自由」と「地力」

①【はじめに】ルナサンダルを履いて走り始めた理由

・サンダルで走るという“非常識”に飛び込んだ背景

一番の目的は【ランニングフォームの改善】により下記の3大メリットを享受したく、目先の目標だったサブシュガーカット(3時間10分切り)、そしてサブ3を達成したかったのが大きな理由です。

▼ランニングフォーム改善で得られる3つのメリット
・足の筋力強化
・長距離を効率よく走ることが可能(※ランニングエコノミーの向上)
・体幹を使って走ることができるので、身体のブレが少なくなる

それでは、なぜサンダルで走るとランニングフォームの改善を期待できるのか?

その答えとして、裸足もしくはサンダルで走ることで、かかと着地になっている現代人(特に日本人に多い)の歩き方もしくは走り方を根本的に改善し、人間の身体本来が持っている足全体での着地が自然に出来るようになるからです。

つまり、かかと着地は地面からの衝撃をダイレクトにハムストリングスや膝に負担が掛かり、反発も制御されてしまうので、ランニングエコノミーの観点からも効率の悪い走り方とも言われています。

そんな私も幼少時代からの根っからの“かかと着地=ヒールストライク”でした。

もうひとつのきっかけとして、ちょうど昨年2024年5月に「横浜市スポーツ医科学センター」でLT値(乳酸閾値)の計測にともない、自らのランニングフォームを撮影・分析いただいた際のフィードバックの時でした。

このヒールストライクによる着地の衝撃がダイレクトに下半身へ伝わることで、筋疲労が蓄積し、フルマラソン後半から終盤にかけての足攣りに繋がっているのではないか?と指摘をもらったことで、根本的にフォーム改善をしようと思ってサンダルランを導入しました。

>>>自分のランニングフォームを動画撮影してみてわかった3つの改善点

足腰の再強化怪我予防→リカバリーとしての可能性にも期待した

サンダルラン導入時はサブ3.5ランナーとしてある程度自分の走力に自信はありつつも、サブシュガーカット、サブ3ともっと高いレベルを目指す上で

・もっと地に足のついたフォームで走りたい
・厚底シューズに頼りすぎず、足腰そのものを鍛え直したい

という思いが強くなっていました。

走力、スタミナ、さらに足腰を再強化することで、結果的に怪我予防、芝生や不整地でのリカバリージョグとしてサンダルを活用するのも効果的とわかり、2024年のゴールデンウイークに購入を決意。

初サンダルランとして選んだのが、裸足感覚で走れる“ルナサンダル”でした。

最初は不安でしたが、今では“走るための地盤”としてランニングフォームを整えてくれる心強い相棒になっています。

②【実践記録ハイライト】走行距離と変化の推移

▶︎【1か月目】鼻緒がこすれて出血するも開放感にハマる

※仙台国際ハーフマラソン2024出走前の一コマ

ルナサンダルを履いて最初に感じたのは、

葱坊主
葱坊主

裸足で走るのはなんて気持ち良いんだ!

普段シューズに守られている足が外気にさらされるだけですが、開放感と足指も動きやすくなるので、とにかくサンダルランが気持ち良すぎる!というのが感想でした!

その一方で、足裏に伝わる情報量がシューズよりも格段に多く、最初のジョグ後にはふくらはぎがやや張り、足裏の皮も少しめくれ、左足の鼻緒がめくれてしまったせいで出血してしまいました。

が、鼻緒の位置を修正すると、それ以降は出血することは無くなり、快適に使用できています。

私が購入したのは、比較的ソールが厚いモデル(ベース11mm+ラグ4mm)でしたので、衝撃はそこそこありましたが、予想よりも足腰へのダメージは感じず、気持ち良さの方が勝っていました!

それと同時に自分のフォームが「いかに雑だったか」にも気づかされました。

サンダルで走るたびに地面との対話が生まれ、自然と無駄な着地や力みが少しずつ抜けていったのです。

そして、普段のジョグでも使用頻度が格段に増え、ほぼデイリーシューズのひとつ、そして疲労抜きジョグ用のサンダルとして、さらには2023-24シーズンを締めくくる【仙台国際ハーフマラソン2024】では初のサンダルランで完走しました!

1か月履いてみた感想はこちらにもまとめています!

>>>【ルナサンダル実践記】1か月履いてわかった4つのこと

▶︎【2か月】100km突破時の“リアル”

※旅行や出張の際の朝ランにも欠かせないアイテムとして大活躍!

少しずつ距離にも慣れ、2か月目に合計走行距離が100kmを超えたあたりから、少しずつ足まわりの感覚に変化が現れます。

特に実感したのは、「ふくらはぎ」「足裏」「体幹」の強化です。まだヒールストライク着地でしたが、自然とフォームが整うことで無駄な力が抜けてランニングエコノミーの向上を感じられました。

「シューズに戻るとクッション性をより敏感に感じるようになり、以前よりもラクに感じる」という現象が起きたのも、この頃からでしょうか。

このあたりでは、普段履きでもガンガン使用していたので、朝ラン後に風呂場でささっと洗って、日中も普段履きというスタイルが定着し、2024年夏から秋はほぼルナサンダルしか履いてなかったですね。

暑い時期にシューズを履くのが煩わしいと思うほど、ルナサンダルの虜になしました!

それぐらい私のライフスタイルに溶け込んだので、ハマった方はわかるかもしれませんが、新品のジーンズや革靴などを履き込んで色落ちや風合いを楽しむ感覚にも似ているかと思います。

洗った後はフォルムを見たり、どんどん自分の足に馴染んだ形になるので、そのあたりの定点観測も興味深いものでしたね。

>>>【ルナサンダル実践記】走行距離100km突破、2か月後のリアルを公開

▶︎【300km突破】裸足ランの“本当の効果”

サンダルランを導入して4か月が経過したあたりで、総走行距離は300kmを突破。

300kmを超えてくると、ランニング時の体感のブレが少なり、見た目にも変化が出てきます。

2024年8末の【北海道マラソン】でも足攣りが起こらず、レース後のオフィシャル写真を見ても特にハムストリングスとふくらはぎの筋肉が確実に付いているの確認し、下半身全体のフォルムがよりランナー体型に変わってきたのを実感しました。

この300km突破時点で改めて走力やパフォーマンス全体を振り返ると、

「サンダルで走るだけ=足裏を鍛えることがこんなにもランニングや下半身の体型に影響するのか」

と予想以上のパフォーマンスに驚いたのを覚えています。

>>>【ルナサンダル実践記】300km走って見えた“裸足ラン”の本当の効果

▶︎【1年後】足腰が強くなった結果 → サブ3達成

※仙台国際ハーフマラソン2025出走前の一コマ

2024年9月以降もコンスタントにサンダルランでのトレーニングを積み重ね、気温が低くなってからはランニングシューズメインに切り替えています。

真夏の走り込みや週末のセット練習(①土曜日:ペース走15km+②日曜日:2時間走25km前後)の成果も加わり、自分でも驚くほどのスピード持久力も付き、出走するレースはほぼPBを更新し続け、迎えたフルマラソン本番。

2024年11月【つくばマラソン】。

2025年1月は【勝田全国マラソン】、そして3月は【東京マラソン2025】。

サブ3達成時のレースシューズは、アシックスの<メタスピードエッジパリ>を履きましたが、ベースとなったのは間違いなくこのルナサンダルで鍛えた足腰と体幹の安定性です。

「シューズだけじゃない、走力は地面との関係で決まる」

そう気づかせてくれた1年。

結果として、【つくばマラソン】は足攣りで撃沈するも、【勝田全国マラソン】、【東京マラソン2025】2大会連続サブ3達成という成果にもつながりました!

3戦のうち、2勝(サブ3達成)1敗と勝ち越して2024-25シーズンを最高の形で終えることができました。

ちなみに先日出場した【仙台国際ハーフマラソン2025】で一緒に走った友人から

友人
友人

体幹が安定して、上半身のブレがほとんどなく、脱力したフォームに変わったね!

カーフ(ふくらはぎ)の筋肉もだいぶ付いたじゃん!!

葱坊主
葱坊主

サンダルランでの走り込みの成果だな!

と普段なかなか自分では見れないフォームや足の筋肉を客観的に分析してもらって、変化がでていることが嬉しかったですね!

今シーズン1年近く走り込んで、どのくらい変わってくるのか非常に楽しみです!

③1年間実践して感じたメリット/課題(欠点)

ここからは冬を除く、1年間400km以上サンダルランを実践した感じたメリットと課題(欠点)をまとめます。

▼メリット
(1)足腰が鍛えられ、地力が向上
(2)フォーム矯正と体幹強化に役立った
(3)普段履きとしても使える(大会後、旅ラン、旅行、出張、海にも)
(4)回復ジョグにも最適:レース後のリカバリーがスムーズに
(5)コスパの良さ(ジョグ&普段履きの二刀流かつ超頑丈)

▼課題(欠点)
(1)寒さ対策は必須(特に冬場はつま先が冷える)
(2)滑りやすい路面や雨の日は注意
(3)汗っかきランナーは自分の汗で滑ってしまうことも
(4)初心者はスピード練習には不向き(※レースでも履いている玄人ランナー見かけますが)
(5)売っているお店が限られている

④シューズとの使い分けで得たもの

※2023-24シーズンに活躍したデイリーからレース、トレランシューズ。ルナサンダルもデイリーサンダルとして大活躍。

私の中では、すっかり「ルナサンダル=足腰を鍛えるため&疲労抜き用のサンダル」という位置づけが定着しました。

2024-25シーズンの主なトレーニング別の使用シーンですが、

  • 平日ジョグ            → ルナサンダル、ペガサス41、EVO SL
  • スピード練習(ペース走)・レース → EVO SL、マジックスピード3、ズームフライ6、ヴェイパーフライ3、メタスピードエッジパリ
  • 旅ランや街中ジョグ        → ルナサンダル

ようやく最近ではヒールストライクからややミドルフット気味にフォームも改善し、サンダルで走ってから厚底シューズに戻ると、より厚底の恩恵や反発を活用し、足捌きも軽快にできるようになってきました。

このあたりはさらにトレーニングを積んで、より厚底のパフォーマンスを最大限に引き出せるようにしていきたいですね!

⑤よくある質問

このチャプターではよくある質問に幾つか回答していきます!

Q. 本当に100km以上走れるの?

A.はい、慣れと足裏の耐性が育てば、100km超えも現実的です(私自身も体験済み)。

ちなみにサンダルラン最初の頃やソールの厚さ次第では、ダイレクトに足裏やふくらはぎ、そして下半身に衝撃が伝わりますので、数日間の筋肉痛、もしくは足裏の皮が少し剥ける可能性もあります。

慣れるまでは外傷もしくは故障に繋がりますので、あまり無理しないようにしましょう。

Q. 足を痛めないの?

A.普段から走行距離が少ないランナーこそ最初は慎重に始めるべきです。

1〜3kmのジョグから少しずつ慣らすのが◎。変な痛みが出たら即中止しましょう。

またいきなりランニングから実践するのが不安な場合、散歩やウォーキングから使用するのも良いでしょう。

Q. どのモデルがいいの?

A.好みやデザイン、ランニング歴にもよりますが、ルナサンダルの場合、初心者には厚みのある<Mono Retro(ルナレトロ)/厚さベース11mm+ラグ4mm>、もしくは<Oso Rtoro(オソレトロ)/厚さ:ベース13mm+ラグ4.5㎜>がバランスよくおすすめです。

より裸足感覚に近いベアフットランナー向けには<Venado 2.0(べナード2.0)/厚さ:9mm>がおススメで、中級者~上級者ランナーにも好まれるルナサンダルの中で最もベーシックかつ人気モデルです!

Q. 冬や雨の日は?

A.防水用ソックス、5本指ソックスなどと併用して走ることはできますが、特に冬場は足がかじかんで、怪我や外傷のリスクも高く、雨の日も滑って捻挫する可能性もあるため、私はあまりお勧めしません。

シューズを履いてのランニングが無難でしょう。

Q.夏場は汗などで臭くならない?

A.足の汗を多くかく方などは特に長時間履いていると、多少の匂いは発生します。

その際は汗拭きor除菌シートなどで拭き取ると、衛生的かつ他の方へのマナーにもなります。

またサンダルが汚れたり、匂いが気になる場合、使い古した歯ブラシや靴タワシ、シューズブラシなどで洗って干すと良いでしょう。

私も特に夏場は汗や不整地などの砂や泥が付いた場合は、お風呂場でガシガシ洗っています!

Q.ランニング中、小石などは挟まりますか?

A.はい、これは特に不整地や砂利が多い場所などで挟まることはよくあります。

小粒の石でも挟まる部位によっては結構な痛みなので、その際はすぐに取り除くようにしましょう。

Q.ランニング中、ベルトが緩んで脱げたりしないのですか?

※レトロ モノを購入した際に付属品

A.足のサイズが合ってなかったり、ベルトのフィットが甘かったりすると脱げる可能性がありますので、必ず試着してから購入するようにしましょう。

また付属している<テックストラップ>を着用して、足首を固定する方法もあります。

※公式サイトから引用しました

ちなみに私は一度も使わずにこれまで400km以上走ったり、普段履きして、脱げることはありませんでした。

Q.耐久性は?

A.使用シーンや頻度にもよりますが、平均800~1,000kmと言われています。

一般的なランニングシューズが600km前後といますので、耐久性さらにコスパ面でもサンダルの方に軍配が上がりそうです!

>>>【ランナーの疑問解決】シューズの寿命・交換目安・耐久性まとめ!

頑丈なビブラムソールを使用しているので、ソールの減り具合やベルトの消耗がひとつの買い替え時のサインと言えます。

私もまだこの記事を書いている時点(2025年5月18日時点)で400kmなので、2024-25シーズンもガンガン履いて、どこまで履けるのか検証していきます!

ちなみにこちらが400km時点の写真です。

ソールがやや摩耗していますが、ベルトも千切れることはまだまだ無さそうなので、今シーズンもトレーニング&普段履きの二刀流でサンダルライフを満喫します!

⑥これからの展望と“ルナサンダルとの向き合い方”

これからもルナサンダルは「走りの基礎を整えるツール」として使い続ける予定です。

特に夏場の走り込みで使用すると、スタミナアップだけでなく足腰の強化やフォーム改善にも繋がるのでまさに一石三鳥とサブエガにむけての心強い相棒になりそうです!

ペース走や時間走・ロング走後のリカバリーラン、旅先での街ランにも最適ですからね!

サンダルラン2年目は“より自由に、より自然に走る”をテーマに、ルナサンダルととことん付き合っていきたいと思っています。

在庫次第では、さらにワンランク中級~上級者向けの<Venado 2.0(べナード2.0)/厚さ:9mm>にチャレンジして、より裸足感覚に近いサンダルランにも興味があります。

このあたりはまた改めてこの【ルナサンダル実践記】でお届けしていきます!

⑦【まとめ】サンダルがくれた「自由」と「地力」

※400km以上履くと、風合いが増し、愛着感も出てくるのがサンダルランの魅力

ランニングはシューズを履いて実践するのが当たり前と思っていた常識を思い切り覆してくれたこのサンダルラン。

シューズのサポートを一度“脱ぐ”ことで、自分の身体とじっくり向き合えた1年でした。

「サンダルで走る=軽くなる」ではなく、「サンダルで走る=強くなる」という表現の方が相応しいでしょう。

フルマラソン完走からサブ4、サブ3.5、サブ3以上の記録を目指す方にも、リカバリー目的の方にも、自信を持っておススメできるサンダルです!

この記事を読んで、ランニングの新しい魅力ともいえる【サンダルラン】の魅力に一人でも多くのランナーが出会ってくれたらこれ以上の喜びはありません。

今回も数あるブログの中から最後までご覧いただき、ありがとうございました!

★ルナサンダルの購入はこちら

▼取扱店舗

▼今回レビューで紹介した【Retro Mono(レトロモノ)】※著者も履いているサンダルラン初心者向け

一番人気の【Venado 2.0(ベナード)】※サンダルラン中級者~上級者向け

▼ベアフットランに興味がある方はこちらもおススメ!

▼日々のトレーニングやサンダルランの内容はこちらでも都度発信中!

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