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【サブエガ挑戦記】初の別大でサブエガ達成|7年間の積み上げが実った一日

サブエガ

※こちらの記事は2026年2月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

※本記事は約14,000字の長文レースレポです。時間のあるときにじっくりお読みください。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

2月1日(日)に開催された【第74回 別府大分毎日マラソン大会】(以下、別大)に参戦してきました!

レース前日の準備から当日のレース模様まで振り返ってみます!

▼目次
①結果報告
②レース前日
③レース当日
④レース振り返り~序盤~
⑤レース振り返り~中盤~
⑥レース振り返り~終盤~
⑦収穫と今後の課題、これからについて
⑧まとめ

①結果報告

まずは結果から!

フルマラソン通算15回目となる初の別大参戦。

74回の歴史と伝統を誇る日本最高峰の大会で悲願のサブエガ達成しました!!

2025年11月の【大田原マラソン】では、フルマラソンのお手本であるかのように、30km地点で猛烈な脚攣りに見舞われ、失速。

何とか意地でセカンドPB更新には成功しましたが、めちゃくちゃ悔しいレースでした。

一方で、前半に果敢に攻めた走りで限界値も知ることも出来たレースでもありました。

それから、約2か月余り。

<12月> ※()内はネット
(1か月前)30km走 1:26:54(1:26:31)
<1月>
(3週間前)東京ニューイヤーハーフマラソン 1:23:45(1:22:51)

別大に向けて、上記試走レースへの参戦、そしてジョグのレベルを更にワンランクアップ。

あとは直前の体調不良や疲労抜きを徹底し、万全の準備を済ませて当日を迎えました。

“ここまでやれば、あとは当日を楽しむだけ”

そう強く思えたのが今回のサブエガ達成、一番の要因でしょうか。

ちなみに事前にAIにサブエガ達成確率を聞いてみたところ、

と、この可能性であれば、何とかなるのでは?と思ったのも心強かったです!

次のチャプターからはレース前日を振り返ってみます!

②レース前日

※薄っすら雪化粧となった由布岳

別大の会場となる大分県には、有休をとって前々日の1/30(金)から入っていました。

レース前日もしくは翌日はランナーさんで有名どころは混みそうと思い、早々に湯布院や別府周辺を観光し、大分駅からバスで20分ほどの温泉施設に併設されたホテル【アサヒ温泉】に宿泊。

地元に愛されているスーパー銭湯とのことで、家族連れで賑わっていましたね!

部屋はこんな感じで、見た目はビジホです。

早朝から深夜まで温泉にいつでも入ることが出来たので、移動と観光で歩き続けた脚を労わりながら、レース前日に突入していきます。

ちなみにサウナもありましたが、脱水を考慮してレース前日も我慢しました。

※観光編は後日改めてアップ予定です。

<前日 1/31(土)>
6:00 起床、朝風呂
7:30 朝食(バナナ2本、ゆで卵2個、プロテイン)
8:00 ブログ執筆
10:00 別府へ移動
11:30 ランチ@西野食堂(チキン南蛮焼き定食、ご飯2杯)
12:00 移動
13:00 別大受付@べっぷアリーナ
13:30 シャトルバスで大分へ移動
15:00 買い出し
15:30 風呂、準備
16:30 ブログ執筆
18:00 風呂
18:30 夕食(うなぎ、とりめし、炒飯、さんまの缶詰、煮卵2個、味噌汁、キウイ2個、プロテイン、レモン水、モルテンドリンクミックス320)
20:00 風呂
21:30 読書
22:00 就寝

※部屋から見た日の出

前々日入りしていると、翌朝から余裕を持って時間を使えるので、精神的にも疲労は少なくなります。

受付が13時からでしたので、午前中は温泉に浸かったり、1月の振り返りブログをまとめたりして、10時過ぎに別府へ移動。

受付後、もしくはランチタイムはランナーさんや観光客で待ち時間が発生すると想定し、西野食堂さんにはオープン後すぐに入店。

大分名物のチキン南蛮焼き定食をチョイス。

甘ダレ風味でご飯が進みます!お代わりもして、満腹になったところで、受付会場のべっぷアリーナには散歩兼ねて歩いて行きました。

すでに会場には多数のランナーさんが受付前にも関わらず、行列を作って待機。

独特の緊張感が会場内を包み込み、13:00ちょうどに受付開始。

QRコードを読み込むと、ゼッケン、パンフレット、荷物預り袋など一式を手渡された中でも最もテンションが上がるのは別大ならではの選手首下げ。

そして、Tシャツ、クーポンで引き換えたチャーシューおにぎりをもらって、すぐに退散。

シャトルバスで大分駅に戻り、ホテル近くにあるスーパーで買い出しをして、夕方以降はゼッケン張り、カーボローディング準備、天気予報チェックなど最終準備、そしてブログをアップ。

温泉に浸かったあとは、スーパーで買い出しした食材でホテルで食事をしました。

マラソン遠征時や旅行の楽しみと言えば、現地のスーパーで現地の食材を使ったお惣菜や特産品を食べること♪

大分は、とり天、天ぷら、りゅうきゅう(地元の新鮮な魚を醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるたれと和えて食べる郷土料理)などが代表的ですが、揚げ物はレース前には控えたいので、鹿児島産のうなぎ、とりめし、宮崎産のキウイフルーツをセレクト。

どれも美味しく、ホテル飯でも十分に胃袋と心を満たされ、就寝前に温泉に浸かって22時に就寝。

いったい、明日はどんなレースやドラマが待っているのか。

程よい緊張感がありながらも、温泉でポカポカに温まったおかげですぐに眠りに就くことができました。

③レース当日

<当日 2/1(日)>
5:30 起床、朝風呂、準備
7:00 朝食(スタート5時間前、おにぎり2個、切り餅3個、あずき、煮卵2個、味噌汁、キウイ2個、バナナ2本、モルテンドリンクミックス320を250ml、サウルススポーツドリンクエリートを適量)
8:00 チェックアウト
9:00 今夜宿泊のホテルに荷物預かり
9:50 シャトルバスで会場へ
10:00 会場着
10:30 準備
11:00 ウォーミングアップ
11:30 トイレ
11:45 プラカート前集合
11:50 スタートブロック移動
12:00 スタート!

<当日の天気予報>

起きて直ぐに気になったのは、レーススタート正午以降の天気予報。

昨日からの予報は変わらずで、快晴でカラッとした絶好のマラソン日和です。

最も懸念していた風速は4mほど、スタートから最初の折り返しまでは向かい風、それからしばらくは追い風予報の情報を頭に入れていったん温泉へ。

早朝5時から温泉は解放されているので、地元常連客で朝から賑わってましたが、露天風呂で星空と明けていく空を見ながら、天気予報を考慮したレースプランをシミレーション。

軽くストレッチをし、血流が全身に循環した後で、部屋に戻って最終準備の支度をします。

<朝食、ウェアリング、使用シューズ>

レース前いつものルーティンとなる、

・ワセリン塗り(強風でお腹が冷えないように、特にお腹周りには重点的に塗りました)
・着替え
・アイテムチェック

そして、レース5時間前に朝食を取りました。

ちょっと気持ち多めに取ったのは、別大が正午スタートのためです。

このサイクルでいくと、だいたいいつも10~11時には軽い空腹感を感じるので、多めに取って、足りない分は会場でカステラ2切れ、ジェル1個を取っています。

あとは前日からモルテンドリンクミックス320を飲んでいるので、レース中、ゴールしてから暫くは空腹感はなかったため、適度な量だったと思います。

食事後、ウェアリング、補給アイテムの最終チェックです。

こちらについては過去記事でピックアップしたアイテムを使用しています。

>>>【サブエガ挑戦記】別大1か月前の調整と装備

そして、相棒となるシューズは、メタスピードスカイトウキョウで挑みました!

>>>【サブエガ挑戦記】別大勝負シューズ決定!メタスピードスカイトウキョウという答え

さて、別大は正午スタートのため、8~10時台にスタートするレースよりもずいぶん余裕を持って、朝を過ごせるのがとても良かったですね。

朝食後はチェックアウトまで、朝日を見ながらカフェインレスコーヒーを飲んだり、ベッドの上で微睡んだりと朝の贅沢な時間をリラックスして過ごしていました。

出発時間になり、大分駅前までは市営バスで向かい、レース当日に泊るホテルに荷物を預かり、身軽かつ余計なストレスを軽減して、いざ会場となる「うみたまご前」へシャトルバスで移動します。

別大公式サイト【参加者案内】から引用しました

当初はゼッケンナンバーごとに乗車時間が決められており、その時間通りに向かったのですが、結局ナンバー順は関係なく誰でも乗れる状況でした。

その結果、更衣室テントはどこに行っても満員という状況に。

せっかく事前案内に書いていたならばルール通りに実施するか、HP上で訂正するなり、このあたりは今後是正して欲しい点です。

と、当日は嘆いても何も改善されないので、気持ちをすぐに切り替えます。

幸いにも陽が当たるとポカポカして温かく、日向ぼっこしながらテントの脇で荷物預かり袋をお座敷にして、シューズに履き替え、日焼け止め、補給アイテム(ジェル、コムレケアゼリー、経口補水ゼリー)のチェックも済ませます。

結果的にこの日向ぼっこしながらの準備で、身体が冷え切ることなく、ダウンを羽織っているとむしろ少し汗ばむ程度でしたので、これはこれで良かったと思っています。

小腹も少し空いたので、カステラ2切れを摂取。このあわしま堂のふわふわカステラが美味かった!黒糖フクレは結局、食べずに帰りのシャトルバスで食べました。

荷物を自衛隊さんのトラックに預け、準備体操、ウォーミングアップへ。

別大ではカテゴリー別に更衣室テント、ウォーミングアップゾーンが区別化されています。

色々なランナーさんのフォームやシューズ、ウェアリング、アップの仕方、そして、海外勢の軽快なジョグのスピードの速さに見惚れてしまい、別大は色々な点で勉強になるところが多い大会でもありました。

アップは11:15頃からスタートし、軽くジョグ後に準備体操、そして軽く流した程度です。

そうこうしている内に、あっという間にスタートブロック移動前の整列時間(プレラインアップ)に。

先日のブログでも記載していますが、別大はゼッケン別に整列順が決まっているので、ストレスなくスタートブロックに待機できます。

別大公式サイト【参加者案内】から引用しました

さすがに上記のようにきっちりと番号順までとはいかないですが、スタッフの持っているプラカード位置の列で待機となり、別大国道の交通規制が始まる11:50にスタート位置に移動。

大規模レースでは20~30分以上待機される大会が多い中、別大はプレラインアップから15分ほどでスタートしますので、このシステムは非常に有難いですね!

いよいよスタート前、憧れの舞台に今こうして自分の脚で立っていると、これまでのランニングライフの情景が走馬灯のように頭に浮かび上がってきます。

新緑の美しさと走る楽しさを教えてくれた仙台国際ハーフマラソン。

初フルマラソンでサブ4達成したかすみがうらマラソン。

暑さと脚攣りで撃沈した黒部名水マラソン。

寒さと激坂との攻防、富士山マラソン。

土砂降りの京都マラソン。

リベンジでサブ4を達成した2回目の黒部名水マラソン。

強風と激坂との戦いだった松本マラソン。

今は無き、強風と激坂の死闘となったはが路ふれあいマラソン。

寒さで震えた大阪マラソンでのサブ3.5達成。

またも脚攣りで撃沈した長野マラソン。

真夏のサバイバルラン、北海道マラソン。

サブ3チャレンジで撃沈したつくばマラソン。

念願のサブ3達成となった勝田全国マラソン。

憧れの大舞台、東京マラソンでの2度目のサブ3達成。

レース前日の体調不良、初のDNSとなった北海道マラソン。

サブエガの壁に阻まれた大田原マラソン。

そして、通算15度目となる市民ランナー最高峰のひとつ別府大分毎日マラソンこと別大。

この数々のレースの思い出は私にとっては何にも代えがたい貴重な財産です。

あと5分後にスタートする別大ではどんなドラマが待っているのか。。。

私の周りは屈強な筋肉をしている百戦錬磨ランナーさんが多く、皆静かにスタートの号砲を待っています。

何だか受験前の問題用紙を開く前のピリッとした緊張感。

テレビ放映用のヘリコプターや澄み切った青空を見ながら、

“ここまでランニングを楽しく続けられてきて、本当に良かった!そして別大を走れることを感謝しながら、3時間を思いっきり楽しもう!

と自分自身を鼓舞し、適度に身体も温まっているので、レインコートを脱ぎ、下半身を軽く叩いて気合いを入れます。

刻々とカウントダウンされ、30秒前、20秒前、10秒前に“On your Mark”とアナウンス。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、スタート!

号砲と同時に花火もあがり、日本中からこの日のために集まった4,700人近くのランナーが一斉に駆け抜けていきます!

さぁ、ランニングライフ7年間の集大成となる勝負の始まりです!

④レース振り返り~序盤~

※グローバルタワー展望台から見た別府市街と亀川方面
別大公式サイト【参加者案内】から引用しました

<スタートから5kmまで>

序盤15kmまでのラップはこちら!

サブエガ初チャレンジレースとなった大田原マラソンでは序盤に突っ込んで、30kmで一気に失速した経験を踏まえ、今回は常に3:58/km前後ペースで刻む【イーブンペース】を選択。

30km以降は貯金を切り崩しながら、ペースを維持し、2時間49分台でゴールするイメージです。

序盤は別府湾を北上し、亀川駅近くで一回目の折り返しを経て、スタート地点の「うみたまご前」へ戻ってくるコース。

スタート直後は、多少渋滞はあったものの最初のベンチマークランナーを決め、そのランナーさんに引っ張ってもらいました。

ファーストラップとなる1kmの入りは、4:10/kmと許容範囲内の10秒ロス。

先頭集団はあっという間に遥か彼方を走っています。

アップとレインコートで身体が適度に温まり、スムーズな動きだしのおかげで2km、3kmは共に3:57/km、心拍157と巡行モードに突入。

前々日、前日に通った別府タワーが見えるあたりはテンションが上がりますね。

5km通過のラップは、20:04.22と平均4:01/km、平均心拍154と理想的な入りでした。

<5kmから10kmまで>

6.0km地点には1回目の給水でスポドリ、水をそれぞれ摂取。

この段階で暑さはさほど感じず、発汗もまだ少なく、向かい風の影響もあまりなかったです。

別府市街、さらに別府大学前を通過、このあたりでようやく自分のリズムに乗れて走っていますが、想定外だったのは別大国道の路面劣化による凸凹でした。

気を抜くと脚を挫いたり、転倒しそうになるところもあったため、なるべくダメージの少ない白線もしくは沿道に沿って走っていきます。

この凸凹はジワジワと足裏にダメージを与えてくるので、注意力が散漫にならないよう、注意を払って走らなければなりません。

その凸凹に神経を使いながら、8kmあたりで一つ目のジェル、アミノサウルスジェルエリート3番でカフェインを注入。

9km地点の2回目のエイド、さらに今日初めてとなるアップダウン、亀川バイパス新川橋に差し掛かります。

勾配差およそ8mは序盤の脚には程よいリズムを与え、スタートから40分あまりで1回目の折り返し地点を通過。ここから2つ目の折り返し地点となる35km地点まで南下していきます。

5~10kmまでのラップはこちら。

10km通過で20:03:91、平均ラップ4:01/km、平均心拍155とほぼイーブンペースを維持。

折り返すとコンディションは向かい風から追い風になり、コースもやや下り基調になるため、ペースを少しずつ上げていきます。

<10kmから15kmまで>

10~15kmまでのラップはこちら。

11km通過で3:58/kmと3分後半台に入り、13kmのラップでは序盤最速となる3:55/kmをマーク。

ジワジワと日差しの温かさを感じるも暑いと思うほどではなく、時折吹く海風でクールダウンされるので、個人的には最も走りやすいコンディションでした!

それにしても、寒風が吹き、日陰で立ち止まっていると寒さを感じるにも関わらず、沿道には絶え間ない応援で溢れ、走っていて幸せでしたね。

15km付近から再び別府タワーが見え始め、間もなくスタートとなるうみたまごに戻ってきます。

15km通過で19:48:34、平均ラップ3:58/km、平均心拍157とここまで理想的なレース展開でした。

早くもスタートから1時間経過。

13時になり、気温もやや上がっているものの、足腰、そして内臓含めて全く異常は無し。

レースは中盤に突入してきます。

⑤レース振り返り~中盤~

※グローバルタワー展望台から見た別府市街と大分方面
別大公式サイト【参加者案内】から引用しました

<15kmから20kmまで>

中盤15kmまでのラップはこちら!

15km通過後すぐ、2つめのジェルとなるアミノサウルスジェルエリート4番(ノンカフェイン)を注入。

前方には高崎山が目前に移り、スライド区間となるため、沢山のランナーとすれ違っていきます。

ここまで大きなトラブルなく順調ですが、少し気を抜いたりすると脚を捻ったりしてしまう厄介なのは別大国道の凸凹です。

おそらくこのあたりで一歩間違えれば、捻挫になっていたであろう躓きもありましたが、機転を利かして無事に回避!

内心“あぶねー、あぶねー”と思いながら、エイドでかぶり水をして気を引き締め、注意力散漫にならないようにします。

レース後、シューズのソールを見ると前足部に結構なダメージがありました。

15~20kmまでのラップはこちら。

ちょうど20km通過地点となるスタート地点「うみたまご前」に戻ると、一段と沿道の声援が大きく、背中を押してくれます。

※移動時に電車の中から撮影した別大スタートの高崎山・うみたまご前

20km通過で19:46:55、平均ラップ3:57/km、平均心拍158と終盤に向けて少しずつ貯金を作っています。

ハーフ通過は、1:24:41。単純にこのペースで行っても、約1分40秒の貯金です。

<20kmから25kmまで>

20~25kmまでのラップはこちら。

「うみたまご前」を通過後、まもなく国道の凸凹に加え、バンクゾーン(片勾配)に入ると、僅かながら臀部に張りを感じてきたため、先手必勝ということで、攣り予防のコムレケアゼリー1個目を注入。

振り返ると、この早め早めの攣り予防もサブエガ達成の要因のひとつでした。

※シャトルバスの中から撮影した「うみたまご」前

バンクゾーンでは出来るだけややイン側に寄って走行。太陽の日差しでキラキラと輝くオーシャンブルの別府湾を見ながら走っていると、めちゃくちゃ気持ち良かったですね!

23km通過で3:56/km、西大分駅前あたりの25km通過で別大最速ラップとなる3:53/kmをマーク!

このあたりで3つ目となるジェル、アミノサウルスジェルエリート4番(カフェインレス)を注入し、後半戦に備えます。

<25kmから30kmまで>

25~30kmまでのラップはこちら。

25km地点を過ぎると、舞台は大分市街へ。

少しずつ脚の疲労感は感じ始めているものの、まだまだ体力面でも余裕がある一方、心拍が160台に突入。

血液がドロドロ気味になっていると想定し、脱水予防で携帯していた経口補水OS-1ゼリーを少しずつ飲んでいきます。

今までは一気に飲んでいましたが、この少しずつ飲んでいく摂取方法も体内にうまく吸収できた要因と思っています。やはり水分はガブ飲みしても吸収量には限界がありますからね!

30km手前は大田原マラソンで攣った悪夢が脳裏に浮かんできますが、大分市街の応援、そして、早め早めに摂取したコムレケアゼリー、経口補水ゼリーのおかげで、

葱坊主
葱坊主

よし、攣りの兆候はまだなく、発汗も少ない為、今日はイケるぞ!

と自信を持って、30km手前の弁天大橋のアップダウンを難なくクリアし、いよいよレースは後半戦に突入していきます!

⑤レース振り返り~後編~

別大公式サイト【参加者案内】から引用しました

<30kmから35kmまで>

30km通過は2:00:08、平均ペース4:00/kmときっちり最低ラインの4:00/kmペースを維持。

大分市街に入り、新川交差点から右折すると約7kmほど一直線のコースとなります。

コースを進んでいくと徐々に変わり映えの無いコース、そして蓄積してくる疲労感、日差しが当たり、集中力が欠けてくる時間帯に突入します。

心拍数も1km通過するごとに162、163と上昇していくので、このあたりから耐え時の時間帯に。

ここで4つ目のジェル、アミノサウルスジェルエリート3番(カフェイン入り)で最後の判断ミスを防ぎます。

30~35kmまでのラップはこちら。

ここまではレースシミレーション通りの出来で、あとは残り12kmほどをトラブルなく、走り終えることが出来ればサブエガ達成となります。

しかし、フルマラソンはそんなに計算通りいくほど甘くはありません。

別大最大の耐えどころとなる2つ目の折り返し地点前、33kmあたりから三海橋を渡って、35kmを折り返し、もう一度三海橋のアップダウンを経て、ゴールとなるジェイリーススタジアムに向かいます。

一つ目の三海橋は難なくクリア。

下って35km地点の二つ目の折り返しからコンディションが一転。

疲労に加え、さらにランナーの行く手を阻むのが猛烈な向かい風でした。

<35kmから40kmまで>

35km通過は2:20:08、まだこの時点まで平均ペース4:00/kmを維持。

しかし、疲労と向かい風で徐々にペースは落ちていきます。

予報では風速4mほどでしたが、ゴール後に天気予報を見返すと、

14~15時の間は風速6~7mと、相当な風が吹いていたのです。

その容赦ない強風と疲労もピークに達しはじめ、心拍もどんどん上昇していきます。

35~40kmからまでのラップはこちら。

34kmから平均ペースは4分台に入り、折り返しから間もなくの2回目の三海橋のアップダウンが後半の正念場でした。

懸念していた脚攣りの前兆は少しあるものの、それよりもメンタルを削ってくるのが強風でした。

そして、貯金はあるものの、ここで大きく使い果たすと再び4:00/kmをキープしなければなりません。

葱坊主
葱坊主

ゴールまであと7km。いつもの早朝ジョグのようにリラックスしていこう!

と自分の脳を騙そうと言い聞かせても、なかなか強風の影響もあり、最後の馬力が出てきません。

36km通過のラップは4:05/kmまでペースは落ちてしまったため、36km地点のエイドでは給水、そしてかぶり水でとにかく意識をハッキリさせて、4:00/km維持に務めました。

この時はまだサブエガの可能性は十分と読んでいたものの、

36-37km 4:03/km
37-38km 4:04/km
38-39km 4:06/km
39-40km 4:02/km

と4:00/kmを維持するのも容易ではなくなります。

このあたりで、

ランナーさん
ランナーさん

あー!俺はもうダメだから先に行ってくれ!

と先に仲間のランナーを進ませる光景、脚を引きずりながら走るランナー、ゼエゼエハーハーと呼吸が乱れているランナー、大声で叫び気合いを入れるランナーなど、皆最後の力を振り絞っている光景があちらこちらで見かけました。

それでも別大は他のレースと比べて、垂れてくるランナーや脚攣りで沿道でストレッチしているランナーは少なく、レベルの高さをこのあたりで垣間見えた気がします。

私もギリギリの状態ではありましたが、ずっと付いていったランナーさんの背中を追いかけ続け、ようやく40km地点まで辿り着くことに成功。

Corosの表示では、平均ペース3:59/kmがいつ4:00/km台になるか戦々恐々としながら、とにかくこのあたりはガムシャラになってラスト2kmの看板を目指し、

葱坊主
葱坊主

ここで諦めたら一生後悔する!オールアウトしてでも、残り1秒になろうとも何が何でもサブエガを絶対に達成するんだ!!

と諦めようとする弱い自分に喝を入れます!

<40kmからゴールまで>

ゴールまでのラストラップはこちら。

ゴール直前にも多少のアップダウンがあり、普段のランニングであれば余裕の勾配差ですら肉体的にも精神面でも追い込まれた状況では、相当なアップダウンに感じます。

40km通過時点で、2:40:34と35~40km通過平均ペースは4:04/kmまで下降。

心拍は170台に突入しています。サブエガまで9分25秒なので、残り2.195kmを4:45/kmで走り続ければ達成。それ以上のペースになればアウトです。

と、今こうして振り返ると細かい数字まで算出することが出来ますが、Corosの時計表示を見ながら、ざっくり上記の計算をして、“これ以上垂れなければ絶対にイケるぞ!”とこのあたりでサブエガの手応えを感じました。

しかし、最後の最後まで何が起こるかわからないのがフルマラソンの怖さ。

最後の交差点となる舞鶴橋東交差点を右折すると、ジェイリーススタジアムに入る前の河川敷沿いを走っていきます。

このあたりは本当に1kmが長くて長くて、限界となった脚も鉛のように重く、とにかく腕を振って推進力で一歩一歩進んでいきます。

意識朦朧となりながらも沿道の方から、

応援者
応援者

サブエガいけるぞー!あと1kmの辛抱だ!!

と声を掛けられると、ハッとして残り1kmを必死でもがくように走っていきます。

最後の給水はリズムを少しでも崩したくないのでパス。

そして、ようやく見えたジェイリーススタジアム。あと少しの辛抱だ。

トラックの中に入ると、残り約400mのトラック。

表示時計を見ると、グロスで確か2:48:30前後だっと思います。

葱坊主
葱坊主

グロスでもまだサブエガは狙えるぞ!

と最後の力を振り絞って、ゴール直前は絶対に後方ランナーから追い越されたくないと負けず嫌い根性でエネルギーを絞り出して最終カーブへ。

表示時計は2:49:40。あと100m、20秒以内で走り切れば終わりだ!

呼吸もフォームも乱しながら、無我夢中になった1秒1秒との勝負。

あと5秒、4秒、3秒とカウントダウン、最後は両手を上げてゴール!

初の別大でグロス2:49:57、ネット2:49:36とサブエガ達成に成功!!

ゴール後、周りでは号泣しているランナーさんも見かけ、自分も涙脆いので号泣するかと思いきや、とにかく脚攣りなく、ギリギリでのサブエガ達成とプレッシャーからの解放で安堵感でいっぱいいっぱいでしたね。

グロスではあと3秒、ネットもあと23秒でしたので、少しでも諦めていたら、もしくは脚攣りで失速でもしていたならば、サブエガは無理だったことでしょう。

本当に1秒1秒の大切さと怖さを知ったレースでもありました。

⑦収穫と今後の課題、これからについて

まずはサブエガ達成が一番の大収穫でした!

<収穫>
・初の別大、2回目のサブエガチャレンジで達成&PB更新(※東京マラソン2025から5分11秒の短縮)
・事前のシミレーション通り、イーブンペースでのレース展開
・脚攣り対策はなってからではなく、早め早めの対処で防止

<初の別大、2回目のサブエガチャレンジで達成&PB更新(※東京マラソン2025から5分11秒の短縮)

別大1週間前の記事でもアップしていましたが、今回の目標はこちら。

・極上:サブエガ(2時間50分切り)
・特上:PB更新(2時間54分47秒切り)
・上 :SB更新(2時間57分6秒切り)
・並 :サブスリー

グロスでもサブエガ達成できたので、最高の形で2025-26シーズンの勝負レースを締めくくることが出来ました!

<事前のシミレーション通り、イーブンペースでのレース展開>

別大で最も懸念されるのが海風による向かい風です。

1週間前あたりの天気予報からほぼ変わらず、終始風速4~6mが吹く強風との戦いになることを想定し、攻めの走りではなく、終始一定ペースで刻むイーブンペースを選択。

別大1か月前、2025年末の30km試走での手応えから3:58~4:00/kmで30kmをジョグ感覚でクリアすれば、サブエガ達成の可能性は十分にある思いながら、想定通りのレースを展開できたのも大きな収穫です。

>>>【サブエガ挑戦記】別大前・30km走で見えたサブエガ達成への手応え

<脚攣り対策はなってからで遅く、早め早めの対処で防止>

強風以上に懸念していたのは脱水による脚攣りです。

今回は、いつものウォーターローディングに加えて、スタート前に【梅ぼし純】を4錠摂取。さらに、各給水では出来る限り2杯飲むことを心掛け、そして、20kmあたりでコムレケアゼリーと経口補水ゼリーを少しずつ摂取、30km後にコムレケアゼリーを飲んで予防しました。

結果的にはゴール後も攣ることはなかったですが、安堵感とプレッシャーからの解放された瞬間、両脚のハムストリングスはバッキバキに悲鳴を上げていました。。。

摂取したコムレケアゼリーや経口補水の成分が体内に循環・吸収される時間を考慮すると、攣りが起こる前に対処するのが効果的であることも収穫でした!

<課題>
・35km以降の粘り強さと筋持久力の底上げ

フルマラソンの壁と言われる30kmまでにどれだけ温存できるかが勝負の分かれ目でしたが、さらにそこからもう一つの壁となる35km以降の粘り強さ、そして筋持久力の底上げがまだまだ必要と感じています。

今回の別大では幸いにも8~10℃、湿度40%台、強風の影響は前半と終盤のみとコンディションにも恵まれましたが、それでも35km以降は耐え時でいつ脚にトラブルが起きてもおかしくないギリギリの状況でした。

最後に、別大後のランニングレベルの変化、レース予測です。

ちなみに別大前のCorosのレース予測は、

※別大前日(2026年1月31日)のレース予測

予測タイムは2:49:26と僅かネットタイム2:49:36と10秒の僅差でしたので、非常に精度が高いことも実証されました!

ちなみに昨年末に日本記録を叩き出した大迫傑選手もバレンシアマラソン前のCoros予測タイムが「2時間4分54秒」と、実際のタイムと僅か1秒差だったのは有名ですね!

<これからについて>

奈良ウルトラマラソン公式サイトから引用しました

2週間ほどリカバリーに専念しつつ、次なる勝負レースとなる5末の【奈良ウルトラマラソン】に向けてトレーニングを再開予定です。

ですので、今後予定しているロードレース2つ(2/15(日)青梅マラソン、3月8日(日)静岡マラソン)はロング走の一環として出場します!

静岡での2回連続のサブエガ達成も少しは考えましたが、別大のダメージがまだ残っているため、今回はタイムに囚われず、風景とエイドを楽しみながらのファンラン予定です。

フルマラソンは記録を狙うだけがすべてではないですからね!

2025-26シーズンのタイムを狙うフルマラソンは別大で終了ですが、来シーズンについてはもう少しゆっくりしながら、じっくり考えてみます。

⑧まとめ

サブ3.5以上のランナーのみ参加が認められる日本最高峰のフルマラソン大会、別大。

その別大でサブエガ達成出来たことで、また一段と自己肯定感の向上に繋がったと同時に、

“ランニングをここまで楽しく継続し、自ら目標を立てて達成して見えた景色は最高の財産”

と素晴らしい成功体験になりました!

別大は記録狙いのランナーが集まる緊張感のある大会ではありましたが、74回という歴史と伝統が作り出す東京・大阪マラソンなどの都市型マラソンとはまた一味違った独特の雰囲気、ランナーファーストで考えられた導線・誘導・送迎などはストレスなくレースに集中でき、今後も出続けてみたい!と思わせてくれる素晴らしい大会でした!

改めて大会運営、ボランティアに携わった皆さん、
寒風吹き荒れる中、熱い声援をくれた沿道の皆さん、
いつもサポートしてくれる皆さん、
沢山の方の支えと応援のおかげでベストレースのひとつとなりました!
本当にありがとうございました!

そして、日本中から集まったランナーの皆さんもお疲れ様でした!

長文となりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございます!

※観光編は後日改めてアップ予定です。

▼別大使用アイテム

(1)シューズ:アシックス/メタスピードスカイトウキョウ

(2)ウォッチ:COROS/PACE Pro&心拍センサー

(3)ノースリーブ:Teton Bros./ELV1000 Non Sleeve

(4)インナー&アームカバー:finetrack/ドライレイヤーウォームアームカバー

(5)ショーツ:Patagonia/メンズ・エンドレス・ラン・ショーツ 6インチ

(6)ソックス:ゴールドウィン/Paper Fiber Socks

(7)キャップ:HERENESS/FOCUS CAP

(8)電解質ローディング1:プレシジョン/PH 1500補水タブレット(前日)

(9)電解質ローディング2:アミノサウルスエリートサウルススポーツドリンクエリート(当日)

(10)カーボローディング:モルテン/ドリンクミックス320

(11)エナジージェル:アミノサウルス/アミノサウルスエリート

(12)エナジージェル:ダイトー水産株式会社オレは摂取す

(13)攣り対策1:小林製薬/コムレケアゼリー

(14)攣り対策2:アサヒグループ食品/梅ぼし純

(15)脚攣り対策3:スタミナ・スポーツ株式会社/カツサプ

(16)脚攣り対策4:大塚製薬/経口補水ゼリーOS-1

(17)汗冷え&強風対策:ワセリン

(18)乳首擦れ防止アイテム

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