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『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』を見て

レビュー

※こちらの記事は2024年6月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

今朝は天気予報通りの雨でシャワーランチャンス!ということで、2時間LSDしてきました!これからますます暑くなる時期、ロング走が出来る時間は限られますので、雨の日はとても貴重なんです!

水はけの悪い水たまりばかりの不整地を走ることで雨のトレラン対策にもなり、一石二鳥のトレーニングでした!雨の日にしかできないトレーニングもあるので、要は何事も気持ちの捉え方次第で変わってきますね!

梅雨時のトレーニングメニューやシャワーランについてはこちらでもどうぞ!

さて、今日のブログでは先日アマプラで見たドキュメンタリー映画【人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版】を観た感想です!

映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』公式サイト 11月25日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国公開!!
登山界のアカデミー賞《ピオレドール生涯功労賞》受賞。世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた極限のクライマーの足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や関係者の証言とともに振り返る《渾身》のドキュメンタリー。

▼目次
①山野井泰史さんとは?
②どんなドキュメンタリー?
③共感したところ
④まとめ

①山野井泰史さんとは?

登山家であればその名を知らない人はいないというぐらい世界的な著名なクライマーです。

ヒマラヤなど世界の巨壁に単独かつ無酸素、そして人類がまだ一歩も踏み入れてない未踏ルートで挑み続けている山野井さんはクライマーとしての功績が認められて、2021年に登山界では最高の名誉と称される【ピオレドール生涯功労賞】をアジア人として初受賞しています。

今年の4月で59歳になった今も世界中の未踏ルートの開拓に精を出している、まさに生きるレジェンドなんです!こちらが主な登山家経歴です。wikipediaを参照・一部引用しています。

1965年 東京都足立区生まれ
1980年 15歳で日本登攀(とうはん)クラブに入会
1984年 18歳で渡米、ヨセミテのビッグウォールに挑戦
1988年 カナダのトール西壁単独初登攀
1992年 ヒマラヤのアマ・ダブラム西壁新ルート初登攀(6,816m)
1994年 ヒマラヤのチョー・オユー南西壁新ルート初登攀(8,201m)
1996年 ヒマラヤのマカルー西壁単独、敗退(8,463m)
2000年 ヒマラヤのK2南南東リブより単独無酸素登頂(8,611m)
2002年 ヒマラヤのギャチュン・カン北壁登頂(7,952m)
※下山時に嵐と雪崩に巻き込まれ、重度の凍傷で両手の薬指と小指、右足の全ての指を切断
2004年 中国、四姑娘山のボタラ北壁(高さ800m)に挑戦するも敗退
2005年 中国、四姑娘山のボタラ北壁単独登頂
2007年 グリーンランドの1,300mの大岩壁、通称「オルカ」初登攀
2008年 奥多摩でクマに襲われ、右腕20針、顔面70針の重傷を負う
2013年 ペルーアンデス、プスカントゥルパ峰(5,410m)南東壁登頂
2021年 新潟県の未踏の岩峰ガンガラシバナ初登攀
2021年 アジア人として初のピオレドール生涯功労賞を受賞

その山野井さんの功績を辿ったドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が現在(2024年6月23日時点)Amazonプライムで見ることが出来ます!

ドキュメンタリーの中では、上記経歴の貴重な当時の画像、驚くことに監督の武石浩明氏は自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストで同行取材をしています!

また奥さんかつ登山家の妙子氏のインタビュー、家庭菜園や猫に餌を与えるシーンや得意料理の餃子を作るシーンは何だかほっこりしますね。

ちなみに映画にも出てくるヒマラヤの高峰・ギャチュンカンに挑んだエピソードは、ノンフィクション作家の沢木耕太郎氏による作品『凍』でも描写されています。こちらもおススメです!

そして、私も大好きな漫画『ゴルゴ13』にも実名で登場しています。

「この男はゴルゴに依頼しない」師匠さいとう・たかをさん最後の教え:朝日新聞デジタル
現代の古典「ゴルゴ13」を徹底的に読み込むこの連載。今回は、ゴルゴを絶体絶命の危機に追い込む脚本を多数手がけ、ファンからの支持も高いよこみぞ邦彦さんに、創作の裏話や自らのゴルゴ観、そして師匠で仕事の…

②どんなドキュメンタリー?

登山家を志した幼少期から今に至るまで、本人はもちろんのことご家族や奥さんの妙子氏、一緒に上ってきた登山家の方々、そして山野井さんの背中を追う著名登山家など、様々なエピソードと逸話、インタビューで構成された2時間弱のドキュメンタリー映画です。

特に、未公開ソロ登攀映像やトレーニングに挑む国内の名峰や滝にソロでロープ無しで挑む映像、さらに凍傷で切断した指、自宅のトレーニングルームなど、見るものすべてが常人離れしていて2時間釘付けでしたね!

③共感したところ

あまり書いてしまうとネタバレに繋がってしまうので、多くは書けないですが、最も共感したところは、お金や名声のために常に死と隣り合わせのチャレンジをこなしているわけでなく(スポンサーも付けないそう)、

クライミングが好きで好きで仕方なく、それを突き詰めて指が無くなっても不撓不屈の精神を持つ稀有な存在】

と強く思いました。

未踏の壁があれば、今でも常に探しているとのことで、とにかくインタビューを受ける山野井さんの眼が真っすぐピュアであるのがとても印象的でしたね。

監督の武石浩明氏のインタビューもとても読みごたえがあります!

“登山界の生ける伝説”山野井泰史が唯一無二の存在である理由。その30年を追い続けた監督に聞く。
映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、この題名のとおり、クライマー、山野井泰史に焦点を当てたドキュメンタリーだ。 少し説明をすると、山野井泰史は登山界では知らない人がい...

例え、凍傷で指が無くなってもそれをハンディと思わず、今の状態で限界に挑みベストを尽くす山野井さんの生き方にとても刺激を受けました。

自分が思っている限界なんてハナクソみたいなもんだなと鑑賞後にとてつもないモチベーションをもらいましたね!

④登山ドキュメンタリーが好きならこちらもおススメ!

私が好きなプロ登山家の竹内洋岳氏も山野井さんと匹敵するくらいの日本を代表するプロ登山家です。

日本人として初めて8,000m級の14座完全登頂を達成したプロ登山家とあって、登山に対する哲学や考え方に影響を受けました!

8000m峰14座とは | プロ登山家 竹内洋岳 公式サイト
8000メートル峰14座は、ヒマラヤ山脈及びカラコルム山脈に存在し、地球上に存在する標高8000メートルを超える14の山のことを指す。竹内洋岳の軌跡を紹介。

それにしてもどの14座も美しく、特に世界2位の標高を誇るK2の鋭利な頂上はかっこいいですね!

竹内さんの書籍もランニングに通じることがいくつもあり、刺激をもらってます。

⑤まとめ

今日のブログでは、世界的な登山家の山野井泰史さんのドキュメンタリー映画【人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版】についてのレビューでした!

死と隣り合わせの世界で、山野井さんを動かす原動力とは何なのか?

つまらない映画一本見るよりはるかに見る価値のある作品で約2時間没入してしまいました!

最近、ちょっとモチベーションが下がっていたり、刺激が欲しいなという方にはおススメの作品です!

山野井さんのブログも独特の文体で参考になりますね。

山野井通信 | EVERNEW
山のスペシャリスト山野井泰史のブログ

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

【今日の練習内容】

6/22(日)7:00~9:00 大雨20℃
●走行距離:21.03km(2時間LSD)
●シューズ:On クラウドサーファートレイル ウォータープルーフ

▼日々のトレーニング内容はこちらにアップしています▼

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