東京マラソンの経済効果とは?

ランニング

※こちらの記事は2024年4月にアップした記事を都度、編集・追記しています。

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

今日のブログでは先月開催された【東京マラソン】の経済効果についてです。

公式サイトからのリンクに

・2023年度の経済効果
・2024年度の経済効果

がそれぞれ載っていたので、こちらを紹介したいと思います!

東京マラソン2023 経済効果309億円 - 経済効果.NET
3月5日 東京マラソンが、コロナ前の規模37000人の参加者を迎えて開催された。 主催者の発表によると、邦人の
東京マラソン2024 経済波及効果526億円 - 経済効果.NET
3月3日(日) 東京マラソン 2024 が、36,965 人の参加者を迎えて開催された。 主催者の発表によると

▼目次
①東京マラソン2023経済効果
②東京マラソン2024経済効果
③マラソン大会はまだポテンシャルは秘めている?
④まとめ

①東京マラソン2023経済効果

こちらのサイトに東京マラソン2023の経済効果が309億円と発表されています。

東京マラソン2023 経済効果309億円 - 経済効果.NET
3月5日 東京マラソンが、コロナ前の規模37000人の参加者を迎えて開催された。 主催者の発表によると、邦人の

パッと言われてみても、?と感じですが、
ちなみに2019年の大阪マラソン経済効果(関西大学調べ)が177億円とのことで、マラソンブーム終焉と昨今叫ばれている中では、さすが国内NO.1規模もしくは海外からも注目・人気を集めているレースとあってその経済効果は莫大なカネが動きます!

ちなみに東京マラソンは、【アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)】と呼ばれる世界の中で最も名高く、大規模なレース6つの大会のうちの一つであることから世界中のエリートランナーだけでなく、市民ランナーからも人気を集める大会なんです!

★アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)
・東京マラソン
・ボストンマラソン
・ロンドンマラソン
・ベルリンマラソン
・シカゴマラソン
・ニューヨークシティーマラソン

尚、これらのレースを走破することは、エリートランナーのみならず、世界中の一般ランナーにとっても大変名誉なこと!

ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、東京の6大会全てを各大会の制限時間内に完走したランナー(Six Star Finisher)には、その素晴らしい功績を称え、各大会での記録が入った名前入りの完走証<AbbottWMM Six Star完走証>(6大会のレースディレクターの署名入り)が発行されますので、私もいつかは東京(落選しまくってますが)はもちろんのこと、この6大会マラソンにエントリーできることを夢にしています!

▼参考サイト1(東京マラソン2024公式サイト内)

東京マラソン2024
「東京がひとつになる日。」東京マラソン2024の大会公式ウェブサイトです。コースマップ、エントリー情報などご確認いただけます。

▼参考サイト2(東京マラソン2024公式サイト内)

Abbott World Marathon Majors
Home of the world’s six greatest marathons. Your World. Run It.

話が脱線してしまいました!この東京マラソンの経済効果を詳しく見ていきましょう!
大会結果は下記と発表されています。

<東京マラソン2023>
・参加者:37,000人(国内:25,298人/海外:11,487人)
・観衆:94万人
・運営ボランティア:18,000人

宿泊費・交通費・飲食費など諸々含めると、

・直接消費額:147億6,300万円
・一次および二次波及効果:309億4,700億円
・東京都限定:221億400万円

という結果が算出されています。

さらに、

・大会運営費用:35億6,200万円
・経済波及効果:309億4,700万円

と8.6倍と莫大なお金が世に広がり、いかに東京マラソンが東京都はもちろんのこと日本経済にも大きな影響を与えていることがこの数字からも読み取れます。2023年はコロナ明け直後ということもありますので、2024年大会はインバウンド効果も重なり、更なる経済効果があったことでしょう。

次のチャプターでは東京マラソン2024の経済効果を見ていきましょう。

②東京マラソン2024経済効果

こちらも先日発表されていましたので、2023年と比較してみましょう!

<東京マラソン2024>
・参加者:36,965人(国内:23,408人/海外:13,557人)
・観衆:102万人
・運営ボランティア:10,000人

・直接消費額:250億9,600万円
・一次および二次波及効果:526億900億円
・東京都限定:375億7,700万円

・大会運営費用:36億(2023年度基準)
・経済波及効果:526億950万円(全国)/375億7,715万円(東京都)

と全国で約15倍近く、東京都だけでも約10倍と2023年大会を上回る経済効果があったとことが読み取れます。

③マラソン大会はまだポテンシャルは秘めている?

こちらのサイトでも締めにまとめられていますが、ここ最近はエントリ費用の高騰に伴い、定員割れを起こすマラソン大会も少なくありません。データ自体は7年前とやや古いですが、全国主要都市で開催されているマラソン大会のエントリ人数はこんな感じです。

社会実情データ図録 日本のマラソン大会 より引用しました。

こうして見ると、国内のマラソン大会は潤っているようにも見えますが、地方のマラソン大会が中止に至ったり、経費削減をしているニュースも見かけますので、マラソン大会も格差が生じているのをひしひし感じます。

先日3月31日に大迫選手が【ふくい桜マラソン】をプロデュースしていましたが、もし自分がプロデュースするなら、こんなアイデアで他のマラソンと差別化してみるのも面白いかもと思っています!

・他のマラソン大会と差別化する(劇坂ばかり、オールフラット、高低差が日本一など)
・観光&宿泊をセットにしたパッケージプランなどインバウンドをさらに取り囲む
・女性、20代ランナーへの波及
・シニアプラン、団体割、早割などの選べるお得なメニュー作り
・プロマラソン選手やマラソンYoutuberにコースをプロデュースしてもらう
・レース中のベストショット付完走登録書など
・〇回参加で■%or△円割、常連さんランナー還元エントリー

個人的にはまだまだ国内のマラソン大会にも大きなポテンシャルは秘めていると思います!

一方、不安要素としては円安や賃金などがなかなか上がらないこともあり、

・値上げ続けるシューズやギアへの出費が難しい
・お小遣いが限られているので、マラソン大会へのエントリーを控えている。
・宿泊の高騰化がキツい(北海道マラソン時のホテルは値上ってます)

などお小遣いが限られているアラフォーランナーにとって世知辛い時でもありますので、お金のやりくりや不要なものをフリマアプリで売ったり、副業にチャレンジしてみるなど、収入を増やす努力も必要かもしれませんね。

④まとめ

マラソン大会も格差が顕著に表れるようになりました。

ニュースでは【定員割れ】の報道がよく最近見かけますが、一方で都市型マラソン、ランニング自体の需要や潜在ランナーはまだまだいるのではないか私は予想しています。町おこしと併せて、コースやエイドに差別化できるような特徴やアイデアが今後求められると思います。

今後も新しいレースや一度無くなったレースが復活するなどランニング業界がもっともっと盛り上がるよう、私も情報発信を続けていきます!

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

【今日の練習内容】

ランオフ

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