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【初ウルトラ挑戦記】チャレ富士120kmで得た気づき13選

ランニング

こんにちは!サブ3&ウルトラランナー葱坊主です!

新緑がめちゃくちゃ気持ちの良い季節になりましたね!

すでに読者の皆さんも大型連休に突入してGWを満喫されている方も多いかもしれませんが、私は先日の【第35回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン】(以下チャレ富士)でダメージを受けた右足首の前脛骨筋の炎症がまだ引かないため、暫くウォーキングのみの散歩を楽しんでいる毎日です。

丸1週間以上ランオフにしたのはいつ以来か記憶にないほど今日まで走り込んできたので、神様が与えてくれた休養期間だと思って、来シーズンに向けてリフレッシュして英気も養いと思います!

さて、今回のブログでは先述した【チャレ富士】で感じたことや気づきなど完走前後で変わった心境などをまとめたいと思います!

レースレポはこちらにまとめてますので、ぜひ興味のある方はこちらもぜひご覧ください!

>>>【初ウルトラ挑戦記】限界のその先に挑んだ極限の120km -第35回チャレ富士-

①チャレ富士120km完走で得た気づき13選
(1)無気力になるくらいのハンパない達成感
(2)今後、多少キツイことがあっても肉体的にも精神的にもへこたれないタフさをGet!
(3)フルマラソンが短く感じれた
(4)現状の足の限界値が知れた
(5)調子の上下を見極めながらのレース展開が重要
(6)フルマラソン同様、最後の最後はメンタル勝負
(7)ウルトラマラソンという新しい世界が見れた
(8)ウルトラは若さだけでは勝てないことを知った
(9)内臓トラブルは終盤に少しだけあったが、予想以上に食べれて飲めた
(10)各エイドで何かしら食べて飲んだのが功を奏した
(11)みゃこさん、ボランティアの声援、ラストのビクトリーロードの応援が本当に背中を押してくれた
(12)生涯最高クラスの筋肉痛
(13)100マイラーやTJAR出場選手へのリスペクトがより一層強くなった
②まとめ

①チャレ富士120km完走で得た気づき13選

先日のレースレポでも記載しましたが、もう足が限界で歩くのも容易ではない極限状態の中、そして完走して安堵するやいなや丸3日ほど続いた筋肉痛との戦い中では、“もう二度とウルトラマラソンなんか走るもんか!”とエントリーを後悔したほど肉体的にも、精神的にも消耗しきってました。

しかし、必死に体内細胞が疲労困憊状態の筋肉や内臓を修復し、それに伴いメンタルも徐々に安定してくると、実にこのチャレ富士では多くの気づきや学びがあったことにハッと気づかされたのです。

今後のランニングライフにおいて貴重な経験をしたんだなぁ~としみじみ実感し、完走したのはつい先日だったにも関わらず、まるで大昔のような出来事であるかのような感覚にも包まれました。

そこでまだ鉄が熱い内に【チャレ富士120km完走で得た気づき13選】をまとめてみました!

(1)無気力になるくらいのハンパない達成感

こちらはゴール直後に第1波が、そしてその夜に風呂&サウナに入ってレースを振り返っている時とビールで祝杯を楽しんでいる時に第2波が、さらに翌朝の朝風呂&サウナに入って改めて夢ではなかったと思った時に第3波をそれぞれ感じましたね!

まさに身も心も【完全燃焼】した状態だったので、もう達成した喜びとその一方でもう暫く何もしたくないという無気力感・燃え尽き症候群の振り幅がまるでメトロノームのように繰り返すので、ちょっとした躁鬱状態だったかもしれません。

初のウルトラマラソンということもあり、アドレナリンも相当分泌されたことでしょう。

完走後の夜も一眠りしては、筋肉痛と足の火照りで寝汗をびっしょりかいてはまた眠ってを朝まで何度も繰り返しましたが、翌朝に雲一つない青空と富士山を見た時の達成感も素晴らしかったですね!

周りに誰もいなかったので、“俺はやったぞー”と富士山に向かって両手でガッツポーズ!

ゴール直後の達成感もそれはそれは言葉にするのが難しいほど相当なものでしたが、レース直後は戻ってこれた安堵感の方が勝り、時間が経つにつれて達成感がどんどん膨れていっていますね。

YoutubeやSNSなどでアップされている動画を毎日観ながら、自分の走りと照らし合わせていくとよりこの達成感の余韻を長く楽しめます!

が、他のランナーの葛藤や感情を見ると、自分もほぼ同じ状態であったのが手に取ってわかるので、もう涙が止まらないほど感情移入して感動しちゃうんですよね。

いやー、年を重ねるたびに涙腺は緩くなっていきます。。。

初めてのフルマラソン完走、さらにサブ3達成の達成感も涙がでるほど嬉しかったですが、初ウルトラマラソン、しかも120kmを完走できたこの達成感は、なんだか噛めば噛むほど味が染み出てくるスルメのように長く楽しめそうです。もう暫くはこの余韻に浸ってられそうです!

(2)今後、多少キツイことがあっても肉体的にも精神的にもへこたれないタフさをGet!

このタフさも今後のレースやビジネスといった人生においての耐え時に必ず活きてくることでしょう。

自分で言うのもアレですが、周りよりちょっとだけ何事にも打たれ強い自覚はありました。が、このチャレ富士ではその自覚は通用しなくなるほどの足の激痛が80km以降ゴールまで40kmほど続いたわけですから、今こうして振り返っても“我ながらよくやったな”と思っています。

もし当初の天気予報通り、当日正午過ぎから土砂降りになっていたら、メンタルも崩壊しておそらくDNF(途中棄権)していたかもしれません。

完走を支えたのはただ一つ。

自分自身に交わした約束を守りたかったため。

それだけは絶対に守ろうと、最後の最後に走れなくなって歩いてしまっても必ず自分の足でゴールするのが今回チャレ富士にエントリーした最大の目的でしたので、この諦めなった経験が今後の人生にどう結びついてくるのか楽しみでもあります。

(3)フルマラソンが短く感じれた

ウルトラマラソン中のフルマラソンにあたる42.195kmはあっという間でしたね。

ちょうど第10エイドの【富士河口湖町役場駐車場】に向かっている最中で、あ、もうフル1本分が終わったんだと。

スタートから4時間10分ほど経過していたので、時間では朝の8:00過ぎ頃です。

サブ3を狙うフルマラソンと違ってペースも相当落としているので、まだまだこの時は足は健在でしたが、それ以上に距離と時間の経過が早いというのを身をもって実感しました。

フルマラソンはよく30km以降が勝負と言いますが、この感覚こそが30km以降の粘り強さやゴールまで垂れない強さに繋がります。さらに短く感じれるようにするには定期的なウルトラマラソン出場や5~6時間走も効果的といえるでしょう。

(4)現状の足の限界値が知れた

皆さんは自分の足の限界値は把握していますか?

おそらくこのブログを読まれている方は、日々のランニングがライフワークでフルマラソンなりトレランレースへ年に数回ほど出場している一般的な方よりも筋持久力は高いレベルのランナーばかりだと思います!

私自身は恥ずかしい話ですが、実際にどこまで走れるのかは全くの未知数だったのです。

これまでの経験上、“フルマラソン以上ハセツネ未満(42.195~約70km)”というのがチャレ富士完走前の感覚値でしたが、見事に予想的中!

70kmあたりから特にハムストリングスに張りを感じ、80km以降は衝撃ごとにズシンと鈍痛が全身に響くほどの痛みでした。

80km時点で、“この足の状態であとフルマラソン約1本分走らないといけないのか”と120kmにエントリーしたことを無謀なチャレンジ=後悔にも近いネガティブな感情が出てきますが、逃げるわけにはいきません。

パワーウォーク(早歩き)も取り入れながらのゴールでしたが、振り返ると限界の前兆は各エイドで欠かさず実施していたストレッチ(屈伸、伸脚、アキレス腱伸ばしなど)の屈伸が出来なくなったときでした。

なぜ屈伸か。

トレイルランニングの草分け的なカリスマランナーこと鏑木毅さんの著書『極限のトレイルランーアルプス激走100マイルー』内のP183~にある【ドクターによる屈伸テスト】にも記述ありますが、屈伸は筋力が残っていないとできないからとのこと。

かがむと立てなくなったり、そのまま後ろにひっくり返ってしまうのは、筋力が残っておらず踏ん張りが効かないからです。

ここの箇所だけ妙に頭に残っており、チャレ富士を走っている時も常に頭の片隅にありました。

後半の一番の耐えどころで“あぁ、もうこんなボロボロの状態では無理だからもう棄権しよう”と本当に思っていました。

幸い、ランからパワーウォークに切り替えたことで足は最後まで持ち、残り1kmは走って笑顔でゴールしています。

この己の限界値を知らないからこその無敵、無謀感で今回のチャレ富士はたまたま走れたのかもしれませんが、足の限界を知ることで対策や代替え案も講じることができるので、とてもいい経験になりました。

(5)調子の上下を見極めながらのレース展開が重要

こちらもウルトラやトレイルなどの長時間の体力、精神力が問われるエンデュランススポーツでは、当然調子の良し悪しや波がレース中に幾度となく経験します。

今回のチャレ富士でも序盤は富士山や富士五湖、満開の桜を見ながら、さらにアドレナリンも分泌されていたこともあり、フルマラソン1本目にあたる40km時点までは快調な出だしでした。

しかし、その後少しずつ疲労感やエネルギー不足を感じ、走っていてお腹がグ~と鳴るほどの空腹感を感じるまでに。このまま走り続けるとハンガーノックになってしまうので、エイドで食べた“しゃり玉+海苔+梅”の即効力には本当に助けられましたね!

やっぱり米は大好きな主食で、これを食べないと全身の底から湧き出るパワーにならない!と改めて、米の力は偉大であることを体験できました!

さらに後半、足の痛みが増すにつれてどんどん不安、弱気になり、本栖湖や精進湖あたりのメンタル崩壊ポイントでは、あえてスライド区間で他のランナーに“ナイスラン!”と呼びかけることで、自分自身も鼓舞できたのも功を奏しましたね!

よく“言葉は言霊”と言われますが、なるほど!こういう自分が弱っている時こそ周りのランナーを鼓舞することで自分自身もポジティブになれるんだ!!と。

フィジカルもメンタルも調子が良い時こそ、悪くなった時に備えて早めの対策や自分なりの復活ノウハウを知っておくと、どん底に陥った時の対処のひとつになりますね!

(6)フルマラソン同様、最後の最後はメンタル勝負

(5)にも通じることですが、ウルトラも最後の最後は【弱い、諦めそうになった自分=本当のラスボス】に打ち勝つことが求められます。

今回も調子の良し悪しと同時に、まるで耳元で囁くかのように

もうここまで十分に頑張ったんだから、早く終えて風呂に入ってビール飲んでのんびりしようよ。

さすがにこの足ではこれ以上走るのは止めた方がいいぞ。そこの救護の人に早く声掛けよう!

高いお金払って、貴重な時間も使って、どうしてこんなつらい経験をするの?

もうこんな囁きが何度も耳元だったり、脳内から発せられて今すぐにでも走るのを止めさせようとします!

これは身体と脳からの防御反応=SOSサインのひとつで、【身体が限界なので、これ以上走らせまい!】という生き延びるための生理的な反応で、【中枢性疲労】とも呼ばれています。

もちろん本当に極限状態の方もいるかもしれませんが、実際にはまだ限界ではないことも多く、適切にエネルギー補給をしたり、自分を励ますセルフトークを使ったりすれば、さらに走り続けられる余力が残っている場合もよくあります。

ツラい時こそエイドでの給水や補給を積極的に取り、“なぜ、自分は走っているんだ”と問い直し、レースに出た意義を再度見出し、沿道の応援や自分自身を鼓舞することで調子を上向きにさせることも十分に可能です。

この正念場を乗り越えると、よりメンタルが一層強くなりますね!

(7)ウルトラマラソンという新しい世界が見れた

フルマラソンやトレランとはまた違った新しい世界でしたね!

最も感じたのは、レースレポでも記載しましたが、ランナーどうしのライバル感はほぼなく、“長旅を共にし、同じゴールを目指す同士”という連帯感が非常に強かった点です。

性別、年齢、出身国、種目がバラバラであるにも関わらず、スタート前、走っている最中、そして皆最もキツい終盤に励まし合ったり、ゴール後の富士山麓公園のエイドで残念ながら途中棄権してしまったランナーも完走したランナーも皆、笑っているのか泣いているのかわからない表情でアッツアツの豚汁を食べながら互いの健闘を称えたり、レースを振り返ったりしているシーンがとても印象的でしたね!

自分もぼっちで参加しましたが、数えきれないほどのランナーやボランティアの方と交流=一期一会があって嬉しかったです!

ゴール後、同じ120kmを走ったランナーと一緒に食べた涙と汗が少し混じったあの豚汁の味は忘れられない思い出になりました!

(8)ウルトラは若さだけでは勝てないことを知った

様々な年代の方が出場されていた中、特に120km部門では私よりも年上の先輩世代の走り、もしくは足の持久力の凄さに驚きました!

興味本位で何名かにエイドでヒアリングしてみましたが、そこまでフルマラソンやウルトラに頻繁に出ているわけでもなく、毎年一回は何かしらのウルトラマラソンに出場し、レースを通して鍛えたりしているとのこと。

もちろん最初のウルトラは地獄だったそうですが、経験値を増すことでペースや力の抜き加減や調子の波が分かり、100km以降も何とか歩かずに走り切れるとおっしゃっていました。

私もフルマラソンは勝負レース前の試走やシーズン中のレースをトレーニングの一環として出場していましたが、その考え方は間違っておらず、ウルトラも時間走やレースの経験を踏めば積むほど、自ずと筋持久力は付いてくるものだと実感しています。

特にウルトラのペースは普段のジョグペースになるので、心肺的な負担はフルマラソンよりも少なくエイドも充実しているため、むしろ40代以上のミドルエイジ~アクティブシニア世代に人気であることが実際にエントリーして分かりましたね。

また、ウルトラやトレランは経験と自己管理能力が一層求められますので、人生の経験値が豊富な世代に有利なのも頷けます。

(9)内臓トラブルは終盤に少しだけあったが、予想以上に食べれて飲めた
(10)各エイドで何かしら食べて飲んだのが功を奏した

初ウルトラで恐れていたことは、足の筋持久力ともうひとつ。この内臓トラブルでした。

胃腸は割と強い自負はありますが、脱水に陥ると食欲はまったくなくなり、胃もたれも起こすことは真夏のロング走で経験済です。

今回は、エンデュランススポーツで多く見かけるこの内臓トラブルにもしもレース中に陥った場合、自分の走りや身体はどうなってしまうのか?と不安を抱えながらのレースでした。

事前の想定では経験上、一度汗をかいてしまうと渇き系(カステラ、バームクーヘン、カロリーメイト、和菓子など)は口がパサパサになり拒否反応がでてしまうのです。

おそらく、小学校時代のサッカー部の練習試合時、真夏の炎天下にカロリーメイトを強制的に食べさせられたことがトラウマになっています。ただでさえ口が渇いているのに、さらに拍車をかけるように口がパサパサになってそれはそれはもう駄々をこねたくなるほどの地獄でした。。。これも部活なのかと。

そのトラウマがきっかけになり、今でもカロリーメイトは食べることはできません(笑)

ですので、口当たりの良いフルーツ(オレンジ、レモン、いちご、マスカット、バナナ)や梅干しを毎エイド欠かさず摂取し、塩分、ビタミンをチャージ、そして一口菓子パン程度であれば、水やコーラと流し込めたので、パンも食べれました。

そして、しゃり玉、味噌汁、エクレア、ようかん、ハイチューなども食べながらエネルギーを補給、終盤は水分のみを欲する程度の内臓疲労で何とか済み、無事に完走。

とにかく給水はおしっこになっても構わないつもりで、特にコーラをメインに飲み、フルーツをよく摂取したことが最後までエネルギー切れを起こさず、しかも内臓も大幅に調子を崩すことなく完走できた秘訣のひとつかもしれません。

唯一の心残りはチャレ富士名物エイドのひとつ、“吉田のうどん”を食べ損なったことでしょうか。

2回目のエイドで食べるチャンスは十分にあったのですが、皆美味しそうに食べているのを見ながら、一度座って食べたならば二度と立ち上がって走れなくなってしまう不安と緊張のスイッチが切れてしまう恐れからすぐにリスタートを切ったからです。

またいつか出る機会があれば、今度こそは立ってでもいいので食べてみたいですね!

(11)みゃこさん、ボランティアの声援、ラストのビクトリーロードの応援が本当に背中を押してくれた

これまでのフルマラソン終盤の耐えどころや心が折れそうになる時の最強のカンフル剤、それは応援の力です。

特にフィジカルもメンタルもボロボロのゾンビ状態に近い終盤の声援は本当に背中を押してくれて、涙が出るほど嬉しかったですね!

私の中でマラソン完走の女神こと高橋尚子さん(Qちゃん)に黒部、長野、青梅マラソンなど最もキツいところでのハイタッチに何度も助けられてきましたが、今回もうひとりのウルトラ完走の女神こと、みゃこさんのエールにもパワーを貰いました!

全ランナーが最もツラいゴール手前の激坂で逆走してきて、全ランナーとハイタッチしながら一言交わすあの元気いっぱいな姿にどれほど勇気づけられたことか!

みゃこさん本人もあの激坂を過去のチャレ富士で何度もツラい思いをしているからこそ成しえるランナー心理に寄り添った素晴らしい逆走エールでした!

そして、冷え込んだ明け方から夜遅くまでのボランティアの皆さん、最後のゴール直前の応援も忘れられない思い出として脳裏に焼き付いています!本当にありがとうございました!

(12)生涯最高クラスの筋肉痛

完走後、達成感の余韻にも浸るのも束の間、尋常ではない筋肉痛との戦いが待ってました。

ゴールからの男子更衣室までは亀のようなスピードで、アップダウンのある道、階段は手すりを使いながら何とか移動し、攣りも起こさずに着替えてシャトルバスとタクシー経由でホテルへ到着。

しばらくの間、お風呂やサウナでストレッチ、温冷交代浴を繰り返したり、マッサージガンでケアするも一向に改善する兆しはなく、丸2日ほどは歩くのもやっとの状況で3日目あたりから少しずつ改善していきました。

その間、足のむくみもなかなか引かず、特に足首周りは象足に近い状態、さらには普段ははっきり見える足指の骨もまったく見えなくなるほどむくんでしまいました。

むくみ改善対策として

<むくみ改善対策>
・ウォーキングとストレッチ
・眠る前に足を心臓よりも高い位置に置く(15~20分ほど)
・ぬるま湯の湯船に20分浸かる
・水分をいつも以上に摂取

を毎日こなして、1週間程度でむくみも完全になくなり、足の指の骨が浮き出るまでに戻りました。

体感的に無くなったと思っていっても、股関節やハムストリングスにはしつこい筋肉痛はずっと残り、5~6日目ほどでようやく長い筋肉痛は終息。

ここまで長期間にわたった筋肉痛は初めての経験でしたので、ウルトラマラソンが与えるダメージを身をもって実感しました。

最もキツかったのは、下りの階段、湯船、そしてトイレの便座から立ち上がる瞬間でしたね(笑)

(13)100マイラーやTJAR出場選手へのリスペクトがより一層強くなった

ウルトラを走る前から超人的な体力でチャレンジする選手にはリスペクトしていましたが、自分自身がこうしてウルトラ120kmを完走してみて、より一層リスペクトの想いが強くなりました。

100マイル、24時間耐久レース、アドベンチャーレース、TJARなどの超エンデュランススポーツに比較すれば、ウルトラ120kmはエイドも豊富で恵まれた環境です。

上記レースは天候や気温などのコンディション、山や岩場、足の疲労だけでなく眠気と内臓トラブルとの戦い、重いザックを背負いながらのランやトレランは想像を絶するコンディションとなります。自分も体験した足の激痛やメンタルを投影しながら、過去のドキュメンタリーや動画、書籍を改めて読み返すと色々な気付きも与えてくれています。

さすがに100マイルレースへの意欲はまだ今のところありませんが、超エンデュランススポーツにエントリーされる方を見ると、今まで以上にリスペクト、そして応援したくなりますね!

余談ですが、最近見た人力車でアメリカ横断するドキュメンタリー映画も面白かったです!!

>>>JUST FOR FUN ~一期一会。人生を走る男の物語。~(※アマプラで配信中)

②まとめ

今回のブログでは、【チャレ富士120km完走で得た気づき13選】というテーマで初ウルトラマラソン完走後に感じたことをピックアップしてみました!

▼チャレ富士120km完走で得た気づき13選
(1)無気力になるくらいのハンパない達成感
(2)今後、多少キツイことがあっても肉体的にも精神的にもへこたれないタフさをGet!
(3)フルマラソンが短く感じれた
(4)現状の足の限界値が知れた
(5)調子の上下を見極めながらのレース展開が重要
(6)フルマラソン同様、最後の最後はメンタル勝負
(7)ウルトラマラソンという新しい世界が見れた
(8)ウルトラは若さだけでは勝てないことを知った
(9)内臓トラブルは終盤に少しだけあったが、予想以上に食べれて飲めた
(10)各エイドで何かしら食べて飲んだのが功を奏した
(11)みゃこさん、ボランティアの声援、ラストのビクトリーロードの応援が本当に背中を押してくれた
(12)生涯最高クラスの筋肉痛
(13)100マイラーやTJAR出場選手へのリスペクトがより一層強くなった

レース前は不安と楽しみが、レース中はとにかく無我夢中でボロボロになりながらも完走を目指したこと、そしてゴール後は言葉にできないくらいの達成感など、濃密すぎる体験を振り返りながら未だ余韻に浸っています!

“走る”というアクティビティはとてもシンプルなものですが、そのシンプルさゆえに突き詰めれば突き詰めるほど学びが多く、またいつかウルトラを走ってみたいと思うのはランナーの性でしょうか。

あれだけレース中は二度とウルトラは走るもんか!って言っていたのが嘘のようですが、レースを通して得た貴重な学びやノウハウ、感じた気づきがこれだけあるので、ますますランニングが好きになりましたね!

この経験を糧に25-26シーズンのレース、そしてより人生を濃密なものにしていきます!

改めて【チャレ富士】に参加されたランナーの皆さん、本当にお疲れ様でした!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます!!

▼日々のトレーニング内容はこちらで発信中!

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