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【豪華ゲスト集結!!】奥田民生 ひとり股旅?スペシャル@両国国技館ライブレポ&セトリ

音楽

こんにちは!アラフォーランナー葱坊主です!

10月26日(土)に開催された奥田民生さん(OT)のソロ30周年記念ライブ初日の【ひとり股旅スペシャル】@両国国技館に行ってきました!

今回のブログではその模様をお届けします!

▼目次
①ひとり股旅とは!?
②ひとり股旅という名の豪華ゲスト集結のソロ30周年祝祭♪
③総評

①ひとり股旅とは!?

OTのライブ形態の一種。作務衣(松本人志から「一人ごっつ」用のものを譲り受けた)にタオルを頭に巻いた出で立ちで、バックバンドは一切設けずアコースティックギター1本で事務用の椅子に座って演奏する。MCでは酒を挟み、演奏曲もその時の気分で決められる。通常のライブでは披露することの無いカバー(ブラックビスケッツ「タイミング」、エキセントリック少年ボウイオールスターズ「ああエキセントリック少年ボウイ」等)が披露されるのも特徴のひとつ。1998年の「ひとり股旅ツアー」終了後も単独ライブやロックフェスティバルで時折開催されるようになり、2004年の広島市民球場ライブは、当初は球場の周辺に住宅地が多く存在するため騒音問題を懸念した球場側が難色を示していたが、ひとり股旅形式で行う事を条件に開催が実現した。
※wikipediaから引用

その名の通り、OT単独でギター1本の弾き語りライブで1998年に行われた「ひとり股旅」ツアーをきっかけにこれまで何度か開催されています!

徐々にその規模が大きくなり、

2004年 ひとり股旅スペシャル@広島市民球場(ソロ10周年記念)
2011年 ひとり股旅スペシャル@広島・厳島神社
2015年 ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム

と周年のような節目の年などに、ライブ開催がレアな会場選びなども話題を呼び、満を持して今回のソロ30周年で選ばれたのが日本国技の相撲の聖地こと、両国国技館でした!

まさか土俵をセンターステージに演奏するの?

もしかして行司などの演出もあったり、懸賞(スポンサー)も付くのか?

ひとり股旅?っていうライブタイトルだけどゲストは誰?

などライブ前から話題になり、前売りチケットは即完売!

OTのライブは学生時代に一度めちゃくちゃ聴いた個人的に最高傑作の『GOLDBLEND』リリースツアーに行ったきり。

この【ひとり股旅】スタイルのライブが大好きでずっと行ってみたいライブでしたが、残念ながらチケットは取れず、当日の各地の映画館で実施するパブリックビューイングも検討。

しかし、どうしても諦めきれず、チケット譲渡サイトをチェックするも高騰化し、諦めかけた瞬間。。。

なんと!幸運なことにライブ当日12時からの注釈付当日券を購入することができ、24年ぶりのOTライブ、しかも念願の【ひとり股旅】スタイルに行くことができました!

②ひとり股旅という名の豪華ゲスト集結のソロ30周年祝祭♪

開演は17:00。

最寄りの両国駅からすぐの国技館はアクセス良好で非常に有難い立地!

相撲をモチーフにしたライブ仕様のノボリがテンションをUPさせます!

16:30頃に到着しましたが、グッズ売り場は大行列。

焼き鳥とビールを飲みながら開演を待っている方、親子、カップル、老夫婦などユニコーン時代からと思われる往年のファンも見受けられ、こないだの宇多田ヒカルさんのライブ同様、年代は幅広かったですね!

さぁ、気になる席、そしてステージ構成に胸が躍ります♪

まずはステージ構成。

さすがに土俵の上は相撲以外では使用不可というか土俵自体が無いため、向正面席をバックにしたステージ構成。

土俵があるところはパイプ椅子がぎっしり敷き詰められ、他に椅子席、升席という席仕様。

そして、注釈席は2F向正面席やや斜めで演奏自体は後ろから観るスタイルですが、これはこれでなかなかレアな席かつ、大型ビジョンでOTの手元や仕草は見れるので、そこまで不満はなかったです!

が、メインスピーカーがライブ構成上、向正面から正面への1Wayだったので、音響面では迫力に欠けてしまうデメリットはありましたね。

開演まで20分あまり。

大型ビジョンでは事前収録されたOT自らがツアーグッズを紹介する映像が繰り返し放映。

アーティストやレーベルにとってツアーグッズも重要な収入源なので、このあたりは抜け目ないですね(笑)

個人的には特に欲しいものはなく、唯一買ってもいいかなーと思ったサッポロとのWネームビアグラス(7,500円)はあまりにも高すぎて見送りました。。。

さて、席も8~9割埋まったところで、開演定時から遅れること10分あまり。

17:10に客電が真っ暗になり、袖の階段から仮装したOTが登場!

<まさかのOT、神様コスプレで登場!>

どっと沸く場内!

ハロウィンを意識!?と思いましたが、まさかのどぶろっく登場で会場は爆笑の渦!

私は普段テレビを見ない(というか部屋にテレビがありません)ので、キョトンとしていましたが、あの有名なネタをまさかOTとコラボでやるとあって周りのおばちゃんファンも大爆笑していました!

さらに浜崎貴司さんも急遽このライブのために熊本から駆け付けてくれました!

本人のXによると飛行機が遅れ、国技館に到着したのは15:20!そこからリハして、オープニング登場で、『農夫と神様』 with 奥田民生+浜崎貴司+どぶろっくを披露!

さらには『魅惑のパンティライン』も披露!

一気に会場の笑いを掴んだところで、OTはいったん退出し、いつもの私服(ジーンズ、シャツ、帽子、サングラス、アディダスのスニーカー)に着替え、再度ステージにカムバック!

前座的な場を温める演出が終わり、【ひとり股旅】スタイルになり、オープニングナンバーはソロ初アルバム【29】の1曲目を飾る『674』

お酒(おそらくバーボン水割り!?)で口と喉を湿らせ、アコギの音が国技館に鳴り響きます。

待ってました、このスタイル!

と懐かしいナンバーかつ夕暮れ時のゆったりとした時の流れが心地よすぎます♪

さらにこの日のステージは360度回転式とあって、OTステージはくるくる回転する仕様。曲ごとに向きが変わったりで、注釈付き席ファンも大喜び!

実はこの回転ステージは、地下でスタッフによる人力で回っているとのこと。この後のMCで急遽回転を希望したOTによって段取りとは違った展開になり、スタッフもバタバタしたという裏話も!

そして、続くナンバーは5枚目のアルバム【GOLDBLEND】収録の個人的にも大好きな隠れ名曲と言われている『羊の歩み』

ちょっと物悲しいメロディと歌詞が中毒性があって、ちょうど私も学生時代に骨折して入院していた時期でよくこの曲を聴いていましたね!

まさかこの周年ライブで聴けるとは!と一人で妙にテンション爆上がりでしたね!

続くナンバーは12枚目のアルバム【サボテンミュージアム】収録の『俺のギター』。手拍子とギターソロで場内もヒートアップ!

ここでMC。なんとここで衝撃の事実がOT自身から発表!

「今まで30年間、ライブ中に曲名を言ってこなかったから今日はちゃんと曲名を真面目に伝えようと思ってます!」

場内大爆笑!

とさらに、「今日は外、雨降ってますか?」と笑っていいとものタモさん風に客席とのやり取りで曇りと分かると、「湿気あるよね。アコギが“もあーん”と鳴るんです」ということで、天気や湿気でギターの鳴りも変わることを言って、そんな細かいことまでわかるんだ!と思いましたね!

そして、26枚目のシングル『エンジン』

相撲の張り手やぶつかりが響くように設計された国技館にOTの声とギターが鳴り響きます。

<豪華ゲストとの祝福コラボで一夜限りのひとり股旅スペシャルに!>

ここで寺岡呼人さんがゲスト登場!

1992年に同じ広島県出身であるジュンスカことJUN SKY WALKER(S)寺岡さんとのユニット「寺田」による『健康』を披露!

めちゃくちゃ懐かしい名曲!カップリング曲の『休日』も大好きな一曲で、よく実家で釣りに行くときに聞いてましたね!!

ここでOTがトイレ行きたいとのことで、会場は10分休憩。この自由なスタイルも【ひとり股旅】ならではですね。

小休憩が終わり、続く豪華ゲストはトータス松本さん!!

びしっと決めたスーツとちょんまげスタイルで、いつ見てもカッコええジェントルマンだな~と思っていましたが、まさか生で観れる日が来るとは!

カバー曲は1992年リリースのウルフルズ『いい女』

リリースは30年前以上にも関わらず、色褪せないメロディ、そして二人のアコギ、トータス松本さんの奏でるハーモニカが共鳴して、何とも言えない気持ちの良い雰囲気でしたね!

まだまだゲスト参加は終わりません!続く豪華ゲストは斉藤和義さん!!

OTとは1個違いの後輩ということで、58歳には見えないいで立ち。気になるコラボナンバーは名曲『ずっと好きだった』

なんとOTの生ドラム演奏が見えるバージョンにまたしてもテンションアップ!!

さらにオープニングに登場した浜崎貴司さんが再び登場し、井上陽水さんとのコラボで大ヒットを記録した『ありがとう』

<ハプニングありながらも往年の名曲を次々と披露>

セトリではここからOTによる単独演奏で数曲続く予定が、ある豪華ゲストを呼んでしまい一度ステージに登場するも袖に戻ってしまうハプニングも!

OT曰く「もし映像作品としてリリースされた際はここはカットされて、編集されるでしょう!」と貴重な嬉しいハプニングもライブならでは!

バーボン水割りと緊張で酔いが回ってしまったのかな?と思うも、ここからの3曲が素晴らしかった!

まずは名アルバム【FAILBOX】収録の『野ばら』

【ひとり股旅】では欠かせない往年の名ナンバーかつ聴きたかった曲のひとつだったので嬉しかったですね~。アコギのメロディと歌詞の世界観、シンプルゆえにOTらしい曲とあってファンの中でも愛され続けている大名曲。

さらにイントロでガッツポーズの【FAILBOX】収録の『ロボッチ』

これもアコギのメロディが際出る名曲中の名曲でまさかの『野ばら』と連チャンで聴けただけでも嬉しかったですね!

そして18名目のシングル『何と言う』。

シンプルな歌詞ゆえにグッと刺さる言葉についつい聞き入ってしまうこちらも名ナンバー。

さぁ、ハプニングでちょこっとステージに現れた豪華ゲスト、吉井和哉さんが再び登場!

斉藤和義さんと同い年の58歳には全く見えないオーラを纏った生の吉井さん。

コラボ曲はリリース当時私もヘビロテしたイエモンの傑作『LOVE LOVE SHOW』

二人がシャウトした“お姉さん”のイントロが国技館に鳴り響き、軽快なアコギのメロディに二人が交互に歌います。オリジナルももちろん素晴らしいですが、このアコギVer.も素晴らしかったですね!

ちょっと脱線しますが、最近Youtubeでハマっているイエモンのこの2曲のライブVer.があまりにも良すぎて毎日聴いています!

特にコロナ禍で他のライブやイベントが続々と中止に追い込まれた中でも開催された東京ドーム公演の『JAM』は泣いてしまいますね。吉井さんも涙しているとのこと。。。

ここでOTがどうしても見たかったという、異色のどぶろっく×吉井和哉コラボが今宵実現!

『もしかしてだけど』の下ネタも織り込んだスペシャルVer.を披露(笑)

爆笑の渦に巻き込まれあとの会場を締めくくったのは、OTライブに欠かせない『さすらい』

イントロのギターからのサビドカーンでオーディエンスがまとまるこの曲の破壊力!

国技館に鳴り響くアコギとOTの歌声のみという、シンプルな構成だからこそ誤魔化しが一切効かない、これぞ【ひとり股旅】の醍醐味をやっと心の底から堪能できた瞬間でした!

ここでOTは退出。

すかさずアンコールの手拍子。

さすがにあの曲をまだやっていないので、終わる気配はありません。

<アンコールはカーリングシトーンズ風でソロ30周年を祝福♪>

注釈席からはバックスタッフによってステージがバンドスタイルに切り替わっているのが見えるので、再度ゲストが登場すると予想。

SNSでは希望も多かった、ユニコーンがまさかの登場!?

手拍子が鳴り響くこと10分あまり。

客電が明るくなり、OT、そして先ほど登場したゲスト(吉井和哉さんを除く)に加え、YO-KINGさん風のどぶろっく森さんが加わり、まさかのカーリングシトーンズ風ライブが実現!

最初に演奏されたのは、『俺たちのトラベリン』

全員50代のミュージシャンが集まって作られたこの曲、みんな個性はありながらも妙に落ち着いていて熟年大人の雰囲気を醸し出すロックがめちゃくちゃいいですね~

ここでOTがドラムに入り、『ソラーレ』

カーリングに捧げる曲とあって、ラストのオチありテイストに仕立てられたMVも必見です!

ここで吉井和哉さんがステージに三たび登場。

OT曰く、ぶっちゃけ【ひとり股旅】スタイルはあまり好きじゃないということで、ゲストを募ったらここまで集まったそう!

そろそろエンディングを彷彿させるやりとりに、この【ひとり股旅スペシャル】を締めくくるのは、一夜限りになりそうなカーリングシトーンズ風+吉井和哉さんによるOTの代名詞ナンバー。

ラストナンバーは『イージュー★ライダー』でした。

~僕らは自由を 僕らは青春を
気持ちのよい汗を けして枯れない涙を
幅広い心を くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを うまくやりぬく賢さを

眠らない体を すべて欲しがる欲望を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう~

うーん、アラフォーになってみるとこの歌詞の深さが沁みますね!この歌詞の世界観やメロディで勇気を貰ったり、背中を押してもらった方も多いのではないでしょうか。

最後はOT含め豪華ゲスト全員で客席に挨拶したり、お辞儀したりでぐる~っとステージを1周。その光景を改めて幅広い世代のファンから愛されているアーティストなんだなーと思いながら見ていました。

これからも健康に気を遣いながら、まだまだ日本のロックシーンを牽引してほしいですね!

ソロ30周年おめでとうございます!

③総評

ライブタイトルが、【ひとり?股旅スペシャル】ということで、様々な豪華ゲスト登場の推測がありましたが、予想をはるかに上回るゲストとのコラボでこれはこれで貴重なアニバーサリーライブでした!

が、個人的には欲を言えば、OT単独での【ひとり股旅】を観たかったのも正直な感想でしたね。

『コーヒー』、『息子』、『トロフィー』、『CUSTOM』、『手紙』、『雪が降る街』、『素晴らしい日々』など聴きたかった曲がいっぱいあったので、OT本人は【ひとり股旅スタイル】がぶっちゃけ苦手と言ってましたが、またいつかの機会に【ひとり股旅スペシャル】を開催されるのを期待しています!

こないだリリースされた新著を読むと、主役のタイプではないからやっぱり【ひとり股旅】スタイルはちょっと苦手なんだなと。。。

そして、ソロ40周年に向けて、これからどんな曲やライブを披露していくのか楽しみですね!

国技館でライブを観るのはなかなかない機会かつ豪華メンバーが集結した今回のライブは、とても貴重な体験となりました!

▼20241026(sat)奥田民生 ソロ30周年記念ライブ「59-60」 ひとり股旅?スペシャル@両国国技館セットリスト
01.農夫と神様(with 浜崎貴司+どぶろっく)
02.魅惑のパンティライン/どぶろっく
~衣装チェンジ~
03.674
04.羊の歩み
05.俺のギター
06.エンジン
07.健康(with 寺岡呼人)
08.いい女(with トータス松本)
09.ずっと好きだった(with 斉藤和義)
10.ありがとう(with 浜崎貴司)
11.野ばら
12.ロボッチ
13.何と言う
14.LOVE LOVE SHOW(with 吉井和哉)
15.もしかしてだけど(with どぶろっく&吉井和哉)
16.さすらい
~アンコール~
17.俺たちのトラベリン(with 寺岡呼人&トータス松本&斉藤和義&浜崎貴司&どぶろっく)
18.ソラーレ(with 寺岡呼人&トータス松本&斉藤和義&浜崎貴司&どぶろっく)
19.イージュー★ライダー(with 寺岡呼人&トータス松本&斉藤和義&浜崎貴司&吉井和哉&どぶろっく)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

奥田民生ソロ30周年記念写真集 タミオグラフィー | 文春オンライン
1994年10月21日、「愛のために」でソロ本格始動を果たして今年でちょうど30年。記念写真集の特別カット、そして親交のあるミュージシャンたちの証言と共に軌跡を振り返る。

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